強奪…会社経営の男性宅、窓を破壊した男ら現金120万円奪う 財布など被害は702万円超、男性が外出中に持ち去る 防カメで特定し逮捕 移動手段は盗難車だった

住宅侵入し金品を奪う、容疑の男2人を再逮捕=川口市

 住宅に侵入して現金や貴金属などを奪ったとして、埼玉県警捜査3課と川口、武南署の合同捜査班は22日、住居侵入と窃盗の疑いで、川口市戸塚2丁目、職業不詳の男(25)=道交法違反の罪で起訴=と住所不定、無職の男(24)=住居侵入、窃盗罪で起訴=を再逮捕した。

 再逮捕容疑は共謀の上、昨年10月21日午前7時ごろから同日午前11時45分ごろまでの間、同市安行原地内にある会社経営の50代男性が住む一般住宅に侵入し、現金約120万円や財布2個など計65点(時価合計702万5700円相当)を盗んだ疑い。県警は共犯事件のため、認否を明らかにしていない。

 同課によると、2人は知人で犯行に使用していた車両の捜査や防犯カメラなどの精査から2人の犯行を特定。被害男性が不在の際に盗難車で現場まで向かい、1階の窓を工具で破壊して侵入する手口で犯行に及んでいたという。

 県内では南部や東部、北部でも同様の事件が複数発生していることから、同課などは2人に余罪があるとみて捜査を継続している。

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