ホシムクドリ、岩手で発見 陸前高田市立博物館の学芸員が撮影

陸前高田市気仙町で確認されたホシムクドリ=2月21日(浅川崇典学芸員提供)

 陸前高田市立博物館(菅野義則館長)の浅川崇典(たかのり)学芸員(34)は、同市気仙町の陸前高田浄化センター付近で珍鳥のホシムクドリ1羽を発見し、撮影に成功した。同館は鳥や自然保護の大切さを訴える愛鳥週間(5月10~16日)に合わせ、ホシムクドリを含む野鳥の写真展を開催する。

 浅川学芸員は1月26日、野鳥の観察、調査のため訪れた同センターそばで、ムクドリの群れに交じったホシムクドリの成鳥1羽を発見した。体長は約20センチ。その後も高田松原津波復興祈念公園付近で枝に止まって羽を休めたり、採餌したりする姿が見られ、今月上旬に飛び去ったという。

 問い合わせは同館(0192.54.4224)へ。

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