ウルブスの22歳DFをめぐり争奪戦へ?…マンC、リヴァプール、アーセナルが獲得を検討か

ウルヴァーハンプトン(ウルブス)に所属するアルジェリア代表DFラヤン・アイト・ヌーリに対し、複数のメガクラブが関心を寄せているようだ。22日、イギリス紙『ミラー』が伝えている。

現在22歳のアイト・ヌーリは左サイドバック(SB)を主戦場とするプレーヤー。2018-19シーズン途中にフランスのアンジェでプロデビューを飾ると、2020年にウルブスへレンタル加入し、翌年夏に完全移籍への移行が発表された。同クラブでは加入当初から主力として活躍しており、在籍4年目の今シーズンもここまで公式戦33試合に出場し3ゴール2アシストをマークしている。

ウルブスとの現行契約を2026年6月末まで残しているアイト・ヌーリだが、今シーズン終了後にステップアップを果たす可能性が浮上しているようだ。今回の報道によると、マンチェスター・シティが今夏の移籍市場での獲得に興味を示しているとのこと。同クラブを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督は、クロアチア代表DFヨシュコ・グヴァルディオールやオランダ代表DFネイサン・アケなど、センターバック(CB)を主戦場とする選手を左SBで起用しているが、さらなるスカッド強化に向けて、高い攻撃性能を誇るアイト・ヌーリに関心を寄せているという。

また、リヴァプールとアーセナルも同選手の動向を注視しており、複数のメガクラブによる争奪戦が勃発する可能性もあると報じられている。リヴァプールはスコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソンの競争相手を探しており、ウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコ、ポーランド代表DFヤクブ・キヴィオル、日本代表DF冨安健洋が左SBの主力を務めるアーセナルも、同ポジションの補強を検討しているようだ。

なお、ウルブスはアイト・ヌーリの評価額を5000万ポンド(約96億円)程度に設定している模様。果たしてどのクラブが実際に獲得に乗り出すのだろうか。今後の動向に注目が集まる。

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