俳優・アーティスト 浅野忠信による画集『GAPS IN THE FILM』が4月25日(木)に刊行。展覧会、サイン会も開催

俳優・アーティストとして活躍する浅野忠信による画集『GAPS IN THE FILM』が4月25日(木)に代官山 蔦屋書店より刊行される。

近年描かれた数千点以上の作品の中から選出した作品を172ページにわたって収録したもので、デザイン・編集はグラフィックデザイナーの佐々木俊が担当。この刊行を記念して、『TADANOBU ASANO EXHIBITION “GAPS IN THE FILM”』を4月25日(木)から5月19日(日)まで開催するほか、5月2日(木)にはサイン会も実施。ゴールデンウィークに開催するデザインイベント『DAIKANYAMA DESIGN DEPARTMENT 2024』のスペシャル企画の一つとなる(詳細はこちら)。

今回、刊行される画集では、ドローイングやペインティングなど様々な手法で生み出された作品の数々が、曖昧なモノクロ世界で展開される。代官山 蔦屋書店の店頭のほか、オンラインストアで購入できる。

4月25日(木)より始まる展覧会『TADANOBU ASANO EXHIBITION “GAPS IN THE FILM”』では、『GAPS IN THE FILM』の画集・オリジナルTシャツのほか、浅野忠信がSNSで投稿し話題となったイラストシリーズ「あんぜんポスター」のシルクスクリーンプリントを販売。

「役演じて、曲書いて、絵描いて、と言う繰り返し」(著者:浅野忠信)

映画で役演じて、絵描いて、曲書いて、絵描いて、家にいたいのに、どこだかわからない外国に連れてかれて、絵描いて、日本でも地方行って、撮影して、絵描いて、上がったり下がったりして、役演じて、曲書いて、絵描いて、と言う繰り返しです。よろしくお願いします。

(「あんぜんポスター」シリーズは、)絵を描いてると、何か文字が入ってたら誤魔化せそうな隙間があるなといつも思っていて、何かトライしようとしては諦めていた時、家具が欲しくてある家具屋に行ったらフランスの開発ポスターがいっぱい貼ってあって、それがかっこよくてコレの日本語版みたいなのやろうと思って描きました。ダブってる文字もありますが一応頑張って50音やりました。

「“掴みどころのなさ”を大切に」(デザイン・編集:佐々木俊)

鉛筆でさらっと書いたメモのような絵も、悪夢のような不気味な絵も、カラッとした明るい絵も、浅野さんの絵は、掴みどころなくいろいろな手法があって、この本もその「掴みどころのなさ」を大切にした感じです。

「浅野さんから得たカルチャーが今も私の中で生きている」(企画担当:古屋涼子 / 代官山 蔦屋書店 建築・デザインコンシェルジュ)

5月3日(金・祝)、4日(土・祝)に開催するイベント『DAIKANYAMA DESIGN DEPARTMENT 2024』のスペシャル企画として、書籍刊行と展覧会開催をする運びとなりました。10代の頃はあらゆる情報を雑誌から収集し、浅野さんの映画を観て、バンド「PEACE PILL」のCDを聴いて過ごしました。その時に得たカルチャーが今でも私の中で生きています。ぜひ、この機会に『GAPS IN THE FILM』の書籍と展覧会をご高覧いただけますと幸いです。

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