ヨーカドー青森店後継のロピア、11月中旬開店 全館オープンは2025年夏ごろ

 イトーヨーカドー青森店(青森市)の閉店後に後継として出店するOIC(オイシー)グループ(川崎市)の食品スーパー「ロピア」が、改装休業を経て11月中旬ごろにスーパー部分の開業を予定していることが22日、分かった。全館オープンは2025年夏ごろを目指している。ロピアグループ会社が明らかにした。

 同社によると、現時点の計画ではヨーカドー青森店は7月28日に閉店し、リニューアル工事のため8月28日まで休業する。同29日に既存の一部テナントが先行オープンし、11月中旬ごろにスーパーのロピアが開店、25年夏ごろに全館オープンとなる予定という。

 ヨーカドーが直営で展開している衣料品販売などのスペースについて、ロピアのグループ会社は「現在対応を検討している。ヨーカドーの売り場と似たようなテナントを含めて誘致していくことも考えている」としている。

 県内のヨーカドーを巡っては、ショッピングセンター「ELM(エルム)」内の五所川原店(五所川原市)が3月末に閉店し、ロピアが夏ごろに入る見通し。同じくロピアが後継店となる弘前店(弘前市)は9月ごろに閉店予定。八戸沼館店(八戸市)は8月31日に閉店する方針が明らかになっている。

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