「長い反抗期でした」 引退宣言・へずまりゅうが山口県に帰郷、両親に謝罪&感謝つづる

2024年6月末をもってSNSやYouTubeなどの活動を引退すると宣言していた元迷惑系YouTuberのへずまりゅうさんが4月22日、地元・山口県に帰郷し両親に謝罪したことを明かした。

「去年の11月ぐらいから悪さは辞めて更生しようと思っていました」

へずまさんは20日、「最後6月末に挑戦したいことだけして引退します」として活動終了の意向を明らかにした。

引退を決めた理由については「子供が産まれた時に親がこんな人間だったら嫌じゃないですか?」、「細かく話すと石川ボランティアの前、去年の11月ぐらいから悪さは辞めて更生しようと思っていました。ボランティアでフォロワーが増えましたがアンチは消えないし誹謗中傷も無くならないので将来のことを考えたら今が辞めどきだと思いました」と説明した。

へずまさんは能登半島地震のボランティア活動を継続して行い、1月末には「人の暖かさを知り迷惑行為を引退することができました」と迷惑系としての活動からは足を洗ったとしていた。

引退後については自身が広報担当を務めるナイトレジャー系企業「Rio Group」で働いていきたいとし、21日には「引退したら福岡のリオグループで働かせていただけれるように上司に許可が取れました(原文ママ)」と明かし、今後の仕事の目処が立ったとしていた。

21年10月の参院山口選挙区補選への出馬時の引退撤回をはじめ、へずまさんは過去に複数回引退を撤回してきた経緯がある。今回の引退宣言についても、応援の声が上がった一方で信じがたいとする声も多く寄せられた。

「今まで苦しい思いをさせたしSNSを辞めて真面目に働いていくことを伝えました」

こうした中、へずまさんは22日に「山口県に帰り家族に謝罪をしました」と地元・山口県に帰郷し家族に謝罪したことを明かした。投稿には、リュックサックを背負い、黒いシャツに黒いキャップを被ったへずまさんが、新山口駅の駅前で自撮りした写真が添えられている。

へずまさんは「今まで苦しい思いをさせたしSNSを辞めて真面目に働いていくことを伝えました」とし、両親の様子について「泣きながら喜んでくれたし自分が正社員として働くことを応援してくれました。今日と言う日を二度と忘れません。ありがとう。お父ちゃんお母ちゃん」とつづった。

サブアカウントでも、「全国ニュースになったり山口県知事に物申されたり今までかなり辛い思いをさせました。長い反抗期でしたが6月末に必ず引退します」と両親に苦労をかけたと反省を明かした。

未だ疑う声も少なくないものの、両親への謝罪を行い過去の行動を省みるなど、これまでの引退宣言とは異なるのではないかとして応援の声が寄せられている。

「人はやり直せます。もちろん過去に犯した事は消えないけど、それでもやり直せる。頑張ってくださいね!」
「どこで気付けるか? ですよね! 若いうちに気付けて感謝の気持ち言えるへずま君素敵です!」
「正直、迷惑系やってた頃のへずまさんは苦手でした。でも、能登半島の地震の時誰よりも早く被災地に駆けつけて、数え切れないほどの人に手を差し伸べている姿を見て、本当にかっこいいなって思うようになっていました。SNS辞められるのは寂しいですが、へずまさんのこれからのご活躍を願ってます」

一部コメントに反応し、今後の抱負を明かしたへずまさん。「これからも貴方の人生に期待してます」との声には、「まだまだやれることを探して人様の為に力になれるようにしていきます」。

「頑張って下さい」とのエールには、「これからのおこない気を付けます。SNSで発信できなくなりますが石川のボランティアも社会貢献もチームを組んで取り組んでいきます」と今後もボランティア活動は続けていきたいとした。

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