リバプール新指揮官にパウロ・フォンセカ監督が急浮上…「非公式の交渉」で接触済み

リールのパウロ・フォンセカ監督(ロイター)

イングランド・プレミアリーグの名門リバプールの来季新指揮官にフランス1部リールのパウロ・フォンセカ監督(51)が急浮上している。

英メディア「アンフィールド・ウオッチ」によると、リバプールは今季限りで退任するユルゲン・クロップ監督の後任の選考を進めており、ポルトガル1部スポルティングのルーベン・アモリム監督の就任が有力視されていた。しかしイングランド・プレミアリーグのウェストハムと交渉を行うために英国入りし、名門クラブの関心は大きく低下しているという。

他にも同リーグで日本代表MF三笘薫の所属するブライトンのロベルト・デゼルビ監督やオランダ1部で同FW上田綺世がプレーするフェイエノールトのアンネ・スロット監督の名前が報じられている中で、同メディアは「新たな名前が争われていることを理解している」という。

それが、現在リーグ4位につけているリールのフォンセカ監督だ。同メディアは「クラブ関係者から尊敬されており、シーズン初めにリバプールの監督就任に関する非公式の交渉が行われた」と報じ、すでに本人と接触済み。チーム競争力を維持しながらも若手を育成する手腕が「(リバプール側に)好印象を与えている」と伝えていた。

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