撮影:須田卓馬 伊藤亜和によるエッセイ『存在の耐えられない愛おしさ』が6月14日に株式会社KADOKAWAより刊行される。
作品紹介
「私の努力で報われたことなどなにもない。
だからせめて、この1冊目は愛してくれた貴方たちに捧げます。
私を信じてくれてありがとう。
互いの愛おしさに耐えられなかった私たちへ、
言いそびれてしまったことが全て届きますように。」
(「はじめに」より) 父の日にぽつりと投稿されたnoteの記事「パパと私」がX(Twitter)上で瞬く間に話題となり、著名人の目に留まった彼女。 淡々とした語り口で紡がれる物事の数々は、我々の世界の解像度を少しだけクリアにしてくれる。 彼女のフィルターを通して見えている世界を体感し、彼女の一端に触れることができる、家族、人間、愛にまつわる珠玉のデビュー作。
著者コメント 本書刊行に寄せて
このたび、初の著書「存在の耐えられない愛おしさ」を刊行させていただくことになりました。
昨年、note主催の「創作大賞」にて「パパと私」が賞を頂きました。
おかげさまで、生活がめまぐるしく変化していく中でこのときを迎え、
いまだ実感の湧かないところはありつつ、携わってくださった皆様には
感謝の気持ちでいっぱいです。
私が人生で出会ってきた人々や家族、そして、私が私に伝えることのできない
その”愛おしさ”が皆様に届くように祈っています。
どうぞよろしくお願いいたします。
──伊藤亜和
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【著者プロフィール:伊藤亜和】
文筆家。1996年横浜市生まれ。学習院大学 文学部 フランス語圏文化学科卒業。
noteに掲載した「パパと私」がX(Twitter)でジェーン・スー、糸井重里などの目に留まり注目を集める。各種媒体で執筆多数。
▼note:https://note.com/awaito