「オオタニの打席中に遊ぶなんて」 米記者が指摘したメモリアル弾の“兆候”に反響「罪だなあ」

5号2ランを放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

メッツ戦でメモリアル弾

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は21日(日本時間22日)の本拠地メッツ戦に「2番・DH」で先発出場し、メジャー通算176号となる先制の今季5号2ランを放った。松井秀喜氏のメジャー日本人最多記録(175本)を更新。メモリアル弾の直前、スタンドでは「兆候」があったと米記者が指摘すると、米ファンからは「この映像を完璧なものにしている」といった反響とともに「大谷の打席中に遊ぶなんて」といった声も上がっている。

意外な物体がスタンドを賑わせていた。0-0の3回1死一塁の場面で、右腕ハウザーの真ん中付近に入ったスライダーを仕留めた大谷。その直前、一塁側ベンチ裏のスタンドに、赤、黄色のカラフルなビーチボールらしき物体がポーンと飛んだ。それまでもスタンドに飛んでいたが、大谷がバットを振るのとほぼ同じタイミングで跳ね上がった。

米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のファビアン・アルダヤ記者は自身のX(旧ツイッター)に「ショウヘイ・オオタニが打球を粉砕した時の明確な兆候…最後のちょっとしたホップ」とつづって動画を公開。これには米ファンから「ビーチボールがこの映像を完璧なものにしている(笑)」「予祝いビーチボール」といった反響が寄せられている。

ちなみに、ドジャースタジアムの観戦ルールでは、ビーチボールの持ち込みは禁止。それだけに、「オオタニの打席中にビーチボールを打ちまわすのは犯罪的行為だ」「オオタニの打席中にビーチボールで遊ぶなんて」といった憤りのような声も。日本人ファンからも「ビーチボール飛ばすのは罪だなぁ。何人もその瞬間見逃してる」といったコメントが上がっている。

THE ANSWER編集部

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