【リニューアルオープン】奈良県初!DX化された博物館が誕生!「二上山博物館」でデジタル展示を体験してみた

【リニューアルオープン】奈良県初!DX化された博物館が誕生!「二上山博物館」でデジタル展示を体験してみた

2024年4月から奈良県香芝市二上山博物館がリニューアルオープン。

最新のデジタル技術を体感できる施設へと生まれ変わった。

二上山博物館の特徴

二上山博物館は、「二上山と3つの石」をメインテーマとする展示施設。
展示物は約5,500点あるが、元は石の展示物が中心で、岩石の成り立ちや具体的な人間活動がイメージしづらいといった課題があった。

そこで、1992年の開館以来、初の大規模なリニューアルを行い、デジタル技術を活用した博物館として生まれ変わった。

博物館全体をDX化したのは奈良県内で初めてとなる。

AR箇所は全部で14か所

中でも注目が14か所のARポイントが誕生したこと。

「AR」とは拡張現実を意味し、現実世界での体験にデジタル情報を重ね合わせ、あたかも実存するように見える技術のことである。

例えば『尼寺廃寺跡』は基壇だけが現存している。

これにARを使うことにより、尼寺がどのように建てられたかや、どのような建物が建っていたかが理解しやすい。

二上山博物館では、ARを自身のスマホでも楽しめる他、タブレットの貸し出しを行っている。

大迫力のマッピングシアター

また、新たに誕生したのが「二上山マッピングシアター」。

奈良県と大阪府にまたがる二上山。

1500万年前に噴火した二上山の様子をマッピングシアターで体験できる。

リアルな映像と地鳴りなどの効果音を組み合わせたことで、臨場感ある体験ができるのが特徴。

様々な進化を遂げた二上山博物館。
みなさんもぜひ訪れてみては?

二上山博物館概要

●住所
奈良県香芝市藤山一丁目17番17号
香芝市文化施設ふたかみ文化センター1階

●開館時間
9:00~17:00
(入館は16:30まで)

●休館日
毎週月曜日
(ただし、月曜日が祝日の場合はその翌日)

●電話番号
0745-77-1700

※取材当時の情報

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