SUZZY -須藤慈郎-×小峠英二 - OLEDICKFOGGYのギタリストが持つ鋭敏な才能と魅力が開花・結実した、心を揺さぶるソロアルバムが堂々の完成! サックスで参加した小峠英二と制作秘話を語る

OLEDICKFOGGYは「本物の不良たちが掻き鳴らす音楽」

──お二人の出会いから伺いたいのですが、小峠さんがOLEDICKFOGGYを知ったのはいつ頃ですか?

小峠:僕はよくUNDERCOVERっていう服屋に服を買いに行くんですけど、当時の店長さんと音楽の話をよくしていて。その店長さんに「小峠さん、絶対に好きだと思いますよ」って教えてもらったのがOLEDICKFOGGYだったんです。僕はライブハウスにもよく行くので名前は知っていたんですけど聴いたことがなかったので、CDを買ったら滅茶苦茶かっこ良くて。それで新代田FEVERにライブを観にいったんです。それがたぶん7、8年前くらいですかね。

──その頃だとOLEDICKFOGGY的にはどれくらいの時期ですかね? アルバム『新世界』より後ですよね?

小峠:全然後ですね。

SUZZY:いつくらいだろう。売れかけていた頃ですかね(笑)。

──小峠さんはOLEDICKFOGGYのライブを初めて観たときはどう感じましたか?

小峠:本物の不良たちが掻き鳴らす音楽だなって思いました。僕はBLANKEY JET CITYがずっと大好きなんですけど、あの人たちも本物というか、それってやっぱり伝わってくるじゃないですか。OLEDICKFOGGYを観たときにBLANKEY JET CITYと同じ匂いというか、本当に図太くアウトローに生きてきたんだなって伝わるライブだったんですよ。これは本当にかっこいいなと。

──それから交流が始まったのですか?

SUZZY:いや、徐々にですよね。

小峠:最初は本当に僕がライブを観に行っているだけで。

SUZZY:僕も最初はやっぱり「写真撮ってください」とか言って一緒に写真を撮ってもらったりして(笑)。

小峠:たぶん仲良くなったのは「シラフのうちに」のMVじゃないかな。当日までどんな曲か知らなかったんですよ。撮影の日に初めて聴かせてもらったんですけど、本当にかっこいい曲だし有難いなって。でも時間になっても全然撮影が始まらなくて。マネージャーの広中さんに「これってまだ始まらないのですか?」って聞いたら「今ちょっとメンバーが飲みに行っちゃったみたいで」って言われて。

SUZZY:あははは。

小峠:「どうしようもない奴らなんで」って(笑)。人を撮影で呼んでおいて飲みに行くなんて本当にどうしようもない奴らだなって(笑)。でもなんかそれも含めて面白いなって思ったんですよね、OLEDICKFOGGYというバンドが。

SUZZY:ちょっと休憩していただけなんですよ。飲みながら。

小峠:飲んでるじゃねえか。

──あははは。普段は一緒に飲んだりするのですか?

小峠:そうですね。でもそんなバリバリ音楽の話をするわけでもなく、芸人の話をするわけでもなく。

SUZZY:エピソード系の話はしますよね。布袋さんの話とか。

小峠:あははは。そうそう、布袋さんの話ね。

SUZZY:聞かせてくださいよ。

小峠:ここで? 布袋さんの話をするの?

SUZZY:してください(笑)。

小峠:ダーリンズの小田っていう芸人の後輩が布袋さんが好きで、ライブに行ったときの話をしてくれるんですけど、ある日のライブでお客さんがあまり盛り上がっていなかったみたいで布袋さんも「盛り上がっていこうぜ」って煽っていたらしいんですよ。それでもなかなか盛り上がらなくて、7曲目くらいで怒ってステージから捌けちゃったらしいんですよ。

──ええ!?

小峠:お客さんもザワついて「布袋! 布袋!」って叫んでいたら、布袋さんが出てきてまた1曲目から始まったらしいんですよ。同じセットリストで同じ流れで。これ、盛り上げないと、また怒って帰っちゃうからお客さんも必死に盛り上げていたらしいんですけど、一度中断してやり直しているから遠くから来ている人は電車がなくて途中で帰らなきゃいけない人もいて。でも帰っている姿を見られたら、また布袋さんが怒っちゃうからバレないように帰るっていう。そんな話をしながら飲んでいます(笑)。

SUZZY:あとあれもあるじゃないですか。布袋さんが歌わなくてインストになった話。

小峠:あるけど、これ布袋エピソードインタビューじゃないから(笑)。

SUZZY:今から呼びたいっすね、布袋さん。

小峠:来るわけないだろ(笑)。

打倒オールディック、OLEDICKFOGGYを超えなきゃソロをやる意味がない

──というか、やはりお二人、とても仲良いですね(笑)。

SUZZY:いつもこんな感じです(笑)。

──今回、SUZZYさんのソロアルバムに小峠さんがサックスで参加されていたり、「2019 ~そして僕ら歩き始める~」のMVにもご出演されていますが、ソロ自体の構想はいつ頃からしていたのでしょうか?

SUZZY:2020年頃ですね。マネージャーから「ソロをやってみないか」と言われて面白そうだなと思ったんです。でもコロナでなかなかできなかったのが、いろいろ落ち着いてきたから本腰入れてやろうかなって。それでオールディック臭のしない人を集めてやろうと思ったんですよね。

──ギタリストのソロアルバムってギターのインストだったりいろんな形があると思うのですが、SUZZYさんのソロはしっかり歌っていますし、SUZZYさんがボーカルを務める新バンドのような印象も受けました。ソロアルバムを作る上でイメージしたものってあったりしますか?

SUZZY:布袋じゃない感じ?

小峠:なんで布袋さん基準なんだよ(笑)。

SUZZY:ギタリストのソロって個人的には成功例があまりないイメージがあって。良い成功例としてhideさんとかじゃないですか。だから俺もソロをやるなら打倒オールディックっていうか、OLEDICKFOGGYを超えなきゃ意味ないと思っていて。そういう意味も含めてなるべくOLEDICKFOGGYから遠ざけた世界をイメージしましたね。

──小峠さんはSUZZYさんのソロを聴いてどんな印象を持ちました?

小峠:物凄く幅広いアルバムだなと思いましたね。

SUZZY:布袋より?

小峠:布袋さんはもういいよ。名前を出すな(笑)。いや、でも思っていたより綺麗な声だなと。今回僕は2曲だけ参加させてもらったんですけど、「1993」だっけ?

SUZZY:「2019」ですね(笑)。

小峠:そう、「2019~そして僕ら歩き始める~」と「ドリフが聴こえる」にサックスで参加しているんですけど、「ドリフが聴こえる」とかは言われなきゃSUZZYが歌っているって分からないですからね。誰かゲストボーカルを呼んだのかなって。それくらい幅広く感じるのはやっぱりいろんな音楽をSUZZYが聴いているからだろうし、それだけ引き出しが多いからなんだろうなって。アルバム全体を通しても一辺倒じゃなく四方八方に飛んでるというか。でもどこか統一感もあるんですよね。

──先ほどSUZZYさんがソロの成功例としてhideさんの名前を出していましたけど、ジャンルや音楽性がどうこうではなく、在り方としてのhideさんのソロっぽさはSUZZYさんのアルバムから感じました。hideさんもSUZZYさんもバンドのイメージとはまた違う幅広いアウトプットの仕方をされていて。

SUZZY:僕もhideさんと同じ横須賀なんですよ。やっていることも違うし、意識はしていないですけど、ソロの成功例が誰かなって思ったらhideさんかなって。布袋さんも良い成功例だと思います。

小峠:いや、大成功だろ(笑)。

──「2019~そして僕ら歩き始める~」は今回のソロを象徴する曲でもあると思うのですが、この「2019」というのは2019年ということですよね? コロナ直前の年だと思うのですが。

SUZZY:そうですね。まあ、いろんな捉え方ができると思うんですけど、コロナを直接的に歌わずに数字で意識させたいなっていう。

──コロナという言葉を使わずにステルス的に感じさせるという。

SUZZY:そうそう。コロナ禍って今思えば大変だったじゃないですか。この曲が売れてくれたら間接的にコロナのことも忘れないなって。

──あの時期、バンドもライブが規制されたり大変でしたけど、芸人さんの仕事もやはり影響は大きかったですか?

小峠:滅茶苦茶大きかったです。僕らでいうと単独ライブはできなかったし、テレビの収録とかも演者と演者の間にアクリルがあったりして本当にやり難かったなって。距離も遠いから話が聞こえないんですよ。リモート出演も多かったから突っ込むタイミングとか難しいし。突っ込みたいのにタイムラグがあるから。

──笑わせることが仕事なのに声を出して笑っちゃいけない空気もありましたしね。

小峠:ありましたねえ。マスクだってみんなしていたし。

SUZZY:そういう時期のことを忘れないための「2019~そして僕ら歩き始める~」ですね。

亡くなったドリフのメンバーに「だいじょうぶだぁ」って伝えたくて

──この曲もですし、アルバム全体的にもですが、昭和だし平成だし令和だなと思ったんですよね。生きてきた時代が全部音になっているような。

SUZZY:曲を作る上でベースとなる曲が実はどの曲にもあって、結構古い曲から探すことが多かったのでそう感じてもらえて嬉しいですね。でもサックスの曲がパッと思い浮かばなくて。それで漁っていたらMen At Workの「ノックは夜中に」に辿り着いて。サックスの代表曲みたいな曲なんですけど、たぶんそこは誰もやっていないなって。

小峠:へー。「ノックは夜中に」ね。

SUZZY:オーストラリアのバンドなんですけど80年代にビルボードで1位を取っているくらい有名な曲で。これを誰にも気付かせないように取り入れたらマネージャーの広中さんに「Men at Workですか?」ってすぐバレるっていう(笑)。

──確かにMen at Workですね。僕はてっきり工藤静香かなと思ったのですが(笑)。

小峠:ああ、なるほど!

──そういう音楽の聴き方って面白いですよね。「ドリフが聴こえる」はKING CRIMSONですし。そこに小峠さんのサックスも入ってくるし、ドリフだしっていう情報量の多い曲で。

小峠:この曲、「ドリフが聴こえる」ってタイトルになったんだね。

SUZZY:そうなんですよ。

──小峠さんにとってドリフはどのような存在ですか?

小峠:ドリフは僕が最初に触れたお笑いかもしれないです。僕ら世代って、ドリフがあって、『ひょうきん族』があって、『ダウンタウンのごっつええ感じ』があって、その最初のお笑いがやっぱりドリフなんですよね。だから笑いの基本というか、今、いわゆる「ベタ」と言われているものを一番最初にやった方々だと思うんですよね。

──今スタンダードになっている言葉が実はドリフから生まれた言葉だったりもするじゃないですか。そういうお笑い以外のところにも影響を与えまくっているのは凄いですよね。

SUZZY:「最初はグー」とか。

小峠:確かにそうだ。今当たり前になっていることが当時は凄く革新的だったし、『8時だョ!全員集合』を生放送でやっていたことも凄いですよね。加藤茶さんから聞いたことがあるんですけど、生放送だから絶対に放送時間内に収めなきゃいけないから、アドリフとか入れると舞台袖からすぐ巻きのサインが出るみたいなんですけど、ある日、始まった瞬間に巻きが出ていたみたいで(笑)。まだ押してもいないのに(笑)。

SUZZY:先を読んでいたんでしょうね(笑)。

──ドリフって僕ら世代の共通言語でもあると思うんですよ。この曲を聴いてどうしてもドリフの皆さんが全員集合していた時代を思い、涙が出てしまいました。

SUZZY:ドリフって僕らを思いっきり笑わせてくれたじゃないですか。でも既に3人のメンバーが亡くなっていて、彼らが笑わせてきたこの世界を見たらなんて思うかなって。だから「だいじょうぶだぁ」って伝えたくて。

──その曲に小峠さんがサックスで参加されていることにも意味を感じますが、小峠さんはもともとサックスをやっていたのですか?

小峠:いや、始めたのは4年前くらいですね。『BLUE GIANT』っていう漫画がきっかけで。ジャズ自体はもともと好きでしたけど『BLUE GIANT』を読んですぐ始めました。

「今まで伊藤ちゃんほどかっこいい男にまだ会ったことがない」って本気で言えるのは凄い

──実際にバンドとセッションしてみて如何でしたか?

小峠:バンドの人たちって「よし! やろうか!」とかじゃなくて気付いたら何となく始まっているんですよ。「あれ? これ始まってるのかな?」みたいな(笑)。「言えよ!」っていう(笑)。あと専門用語とか全然分からないまま進んでいくから大変でした。

──逆にバンドマンはスタンドマイク1本出されてもいきなり喋れないですからね。

小峠:ああ、確かにそうかあ。

──小峠さんはいつ頃からお笑いを目指していたのですか?

小峠:さっきの話じゃないですけど、きっかけはきっとドリフだと思うのですが、僕、小5くらいからお笑い芸人になるって言っていて。小学校の卒業文集にも将来の夢は「お笑い芸人」って書いていて。ドリフとか『ひょうきん族』とか、いわゆるバラエティのお笑いも好きだったし、単純に人を笑わせるのも好きだったので、必然というか、妄想というか、小学生の頃からお笑い芸人になると思っていましたね。

──SUZZYさんから見た小峠さんってどんな印象だったりしますか?

SUZZY:面白い人ですよ。

小峠:うるせえな(笑)。

SUZZY:面白いしテレビにも出まくっているのに全然芸能人っぽくないんですよ。凄くフラットに接してくれるし。だからこうやって一緒に音楽もやれたんだと思いますね。

小峠:声を掛けてもらって嬉しかったしね。まさか7、8年前、好きでライブを観に行っていたバンドのメンバーと一緒にスタジオに入ることになるなんて思っていなかったですから。一緒にスタジオで音を鳴らしたときは高揚感でいっぱいでしたね。

SUZZY:英二さんって凄くリズム感が良いんですよ。お願いしたこともサラッとやれちゃうし、タイミングもバッチリで。

──突っ込みが活きているのかもしれないですよね。

SUZZY:テンポとかはそうかも。さすがだなって思いました。

小峠:いや、ただただ必死でした(笑)。

──今回のアルバムの中で、伊藤雄和さん(OLEDICKFOGGY)が「1000%ハイテンションクレイジー」を、佐佐木春助さん(東狂アルゴリズム)が「ノストラダムス」の歌詞を書いていますが、歌ってみて如何でしたか?

SUZZY:自分の書いた歌詞じゃない曲は感情の込め方が難しかったですね。歌詞の幅は広がっていると思いますけど、表現するのは難しかったです。佐佐木くんには「子どもからおじいちゃんおばあちゃんにまで刺さる歌詞を書いてください」ってオファーしたんですよ。サザンオールスターズみたいな。そういうメジャー感を「ノストラダムス」では目指しました。伊藤ちゃんには「1000%ハイテンションクレイジー」を書いてもらったんですけど、本当はもっとたくさん書いてもらおうと思っていたんですよ。でも自分で歌詞を書きだしたら面白くなっちゃって。それで今回は1曲書いてもらったんですけど、伊藤ちゃんらしい奇妙な曲になりましたね。伊藤ちゃんってコレクターなんですよ。集めては嫁さんに見つからないように隠していて(笑)。それが歌詞になっていますね。

小峠:何のコレクターなの?

SUZZY:フィギュアですね。あとプロレスの本とか。

小峠:なるほどねえ。

SUZZY:家族からしたら邪魔で仕方ないんだけど、宝物を屋根裏に隠しているコレクターたちへの応援歌を作ってくれって話をして。それで生まれたのが「1000%ハイテンションクレイジー」です。

小峠:そういえばこの前、SUZZYと飲んだときに伊藤さんの話になったんですけど、SUZZYが「今まで伊藤ちゃんほどかっこいい男にまだ会ったことがない」って言っていて。自分のバンドのメンバーをそう思うのって凄いなって。確かに男前だし背も高いし雰囲気もあってかっこいいんだけど、バンドメンバーのことをそう言えるのって凄いなって。

──バイきんぐはどうですか? 西村さんと一緒にいて「西村より面白い男に会ったことがない」みたいな。

小峠:あいつよりキャンプが好きな奴には会ったことはないですけどね(笑)。でもバンドメンバーに対して本気でそう言えるのは凄いなって思いました。

SUZZY:伊藤ちゃんってトータル的に不良感もあった上で知識もセンスもあるから、あの人を超える人っていないんじゃないかなって思っていて。キムタクが来たとしても伊藤ちゃんを超えれないと思うんですよ。それくらいかっこいいんです、うちの伊藤ちゃんは。

MVはSHELTERのモニターに足を掛けてサックスを吹く小峠に注目

──そう思っている人の隣でギターを弾けるのは幸せですよね。でもSUZZYさんのソロは打倒OLEDICKFOGGYなわけで。

SUZZY:歌ってみて分かったんですけど、OLEDICKFOGGYみたいなアンダーグラウンド感は出ないんですよ。歌で勝負ってわけにもいかないし。だからトータルで勝負するしかないですよね。曲によって歌い方も変えているし、七変化じゃないですけど、いろんな歌い方ができるようにボイトレにも行っていて。

小峠:ボイトレとか行ってるんだ。変わる?

SUZZY:メンタルの世界かもしれないですね。ボイトレに通っていることでやった感も出るし。結局、腹式呼吸とかもやっていますけど自分が歌いやすいように歌うのが一番だし。だから肉体的なことよりも精神的な部分が大きいかも。

──芸人さんも大きな声を出す機会が多いと思いますが、ボイトレとか行くものなのですか?

小峠:行かないでしょ(笑)。

SUZZY:ボイトレ行ってる芸人いたら、そいつ面白くなさそうですよね(笑)。

小峠:確かに(笑)。

SUZZY:でも「シラフのうちに」に撮影のときに思ったけど、やっぱり小峠さんの声って凄く通りますよね。

小峠:うちの事務所がやっているキャパ70くらいの小さな劇場があるんですけど、そこがもともと地下にあったライブハウスで。もともとライブハウスだから消音仕様の壁なんですよ。

SUZZY:音楽室みたいな。

小峠:そうそう。だからお客さんの笑い声も吸い取るっていう悪魔の壁を持つ劇場なんです。もちろん自分の声も吸い込まれるから、自然と声が大きくなっていくっていう。だから僕らとか、ハリウッドザコシショウさんとか、やす子とか、みんな声がデカいんです。あれは多分、悪魔の壁に鍛えられたんでしょうね(笑)。

──小峠さんは6月のツアーには参加されるんですか?

小峠:6月22日の下北沢SHELTERにサックスで参加しますね。SHELTERにはもうずっと昔から遊びに行ってますし、あのステージでライブをすると思うと変な感じもしますが、やっぱり嬉しいですね。OLEDICKFOGGYのライブだって何回もSHELTERで観ていますから。

SUZZY:「2019~そして僕ら歩き始める~」のMVはSHELTERで撮影したんですけど、英二さん、モニターに足を掛けてサックス吹いてますから。

小峠:あれもドキドキしたんだよ。芸人がステージに出てきてモニターに足を掛けるなんてしないから。「怒られないかな」って思いながらやってるからね(笑)。

──ライブ、楽しみですね。ちなみにツアー後もソロ活動は続行するのですか?

SUZZY:打倒OLEDICKFOGGYなので、続けないと超えられないですからね。

──いつかバイきんぐとツーマンとか観てみたいです。

小峠:いやいやいや、難しいでしょう。どうなんだろう。

SUZZY:まずは悪魔の壁からスタートしません?(一同笑)

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