今田美緒の“お言葉返し”にSNS興奮も…中年行員の哀しい罪に「身につまされた」の声『花咲舞が黙ってない』

4月20日に日本テレビ系土曜ドラマ『花咲舞が黙ってない』の第2話が放送された。本作は、地位なし権力なし怖いものなしの花咲舞が、弱い立場の人たちのため、銀行内の悪事に真正面からぶつかっていく痛快爽快エンターテインメント。

(※以下ネタバレ含みます)
花咲舞(今田美桜)と相馬健(山本耕史)が臨店に向かったのは、赤坂支店での情報漏えいに関するトラブル。取引先である白石珈琲の出店を計画していた場所に、ライバルであるオマールカフェが先に出店するケースが相次いでいるといい、出店計画が漏れてるのではないかと言うのだ。情報を漏らしているのが白石珈琲の社員だとしたら、その人物の口座に怪しい金の動きがあるのでは?と白石社長(斉藤暁)は読んでいるようだが、その可能性は低いことが判明する。

白石珈琲の出店計画情報が漏えい?

調べていくうち、白石珈琲だけでなく、別の外食チェーン・キングボトルが交渉していた出店予定地も、オマールカフェが横取りしたという情報をつかむ。すると、検査部の畑仲(三宅弘城)が3社の出店予定地を含むクレジットファイルを見ていたことが判明する。

畑中といえば…これまで銀行に身をささげてきた中年行員たちに、「これからの人生は自分で切り開いていかねばならない」とハシゴを外すような話をする無情な研修“たそがれ研修”に参加させられ、「銀行辞めて隠居しろってことか、ふざけるな!」と逆上して大暴れをした人物。

早速、舞は畑仲を問い詰めたが、証拠も動機もないと開き直られてしまう。確かに、銀行での立場を失うリスクを冒してまで情報漏えいを行う動機が見えず、調査は行き詰まる。

畑中の目的は…

しかし数日後、畑仲は白石珈琲の最新の出店計画を手に入れコピーを取っていた…融資部からの連絡を受け畑中の前に現れる舞と相馬。実は畑中は、オマールカフェに役員待遇で再就職する見返りに出店情報を漏えいしていた。

「銀行のためにがむしゃらに働いて結果も出してきたのに、出世も出来ず、挙げ句“たそがれ研修”に呼ばれて、ハシゴを外された。オレは銀行に裏切られたんだ」と逆上する畑仲に舞は「お言葉を返すようですが裏切ったのは畑仲さんです」と言い放ち、「黙れ!」と怒鳴られても「黙りません!」と続け…「畑仲さんがやったことは、今この銀行で働いている全ての行員を侮辱する裏切り行為です」と、返すのだった。

今回も舞の“黙ってない”シーン登場でSNSでは「お言葉を返すようですがキター!」「ハイパーお言葉返しタイム!」などの盛り上がりを見せたが、「黙りません!の表情がどことなく哀愁漂う舞ちゃん」「強いだけじゃなく、悲痛な叫びのような『黙りません』とてつもなく涙腺を刺激された」という、舞の微妙な変化にもコメントがあった。

一方、罪を犯した畑中にも「どこの会社でもさぁ、歳を取るごとに大事にされなくなるよね…なんか気持ち分かる…」「身につまされたし他人事に感じなかった」「畑仲さんの気持ちもわからなくもないけど不正はダメなんだよな」など様々な感想を持つ人が多かったようだ。

また今回、相馬が舞の実家とは知らずに、叔父の健の店に行ってしまうという展開があり、現シリーズの相馬が、前シリーズで相馬役を演じた上川隆也と共演するシーンがあった。2人が意気投合する様子に「ついに出会ってしまった『健ちゃんコンビ』」「2話で早くも、新旧 相馬さんが顔を合わせるとは」「普通に気の合うおじさんコンビになりそうでほっこり」「W健さんがただただ話してるだけの回やって欲しい!」などのコメントが見られた。

上司の健と叔父の健が意気投合

4月27日放送の第3話は…

舞と相馬は、銀座支店の事務ミスで、重要顧客で田沼英司(犬飼貴丈)が社長を務めるアクアソートの送金処理が遅れたことを謝罪するため、融資担当の坂野元(小林虎之介)と共に送金先の会社を訪問。シンバシサービスという経営コンサルタント会社と聞いていたが、到着するとそこはオレオレ詐欺のアジトのような怪しい事務所。更にアクアソートの通帳に不審な入金履歴があることに気づいた舞は、アクアソートは詐欺に加担しているのではないか?と疑い、話を聞きに行く。

社長の田沼と常務の土屋友康(中山求一郎)に話を聞くうちに、アクアソートは水質改善の技術を開発して社会に貢献するクリーンな会社であることが見えてきた。どうしてそんな会社が、シンバシサービスのような反社会的勢力とつながっているのか…。調査を進めるうち、相馬は田沼社長は詐欺に加担している、あるいは利用されていると確信し…

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