将棋の名人戦第2局が4月23日から成田山新勝寺で行われるのを前に、千葉県成田市内のホテルで前夜祭が開かれ、初防衛に挑む藤井聡太名人が対局への意気込みを語りました。
将棋の第82期名人戦7番勝負の第2局は、成田市が市制施行70周年の記念事業の一環として誘致したもので、23、24日の2日間、成田山新勝寺の光輪閣で行われます。
対局に先立ち、成田市内のホテルでは藤井聡太名人と挑戦者の豊島将之九段を招いた前夜祭が開かれました。
2人は23日に成田山新勝寺で護摩祈祷を行ったり、使用する駒などを確認する検分を行っています。
藤井名人は前夜祭で、成田市内の印象や対局への意気込みを次のように語りました。
藤井聡太 名人
「成田空港を利用したことはあるが成田山新勝寺には初めて行って、参道も門前町もすごく雰囲気があり素晴らしい所で対局できることに感謝。(成田山新勝寺の)ご本堂でお護摩も体験できて、対局に向けて気持ちが高まるような感じ」
名人戦7番勝負は2日制で、先に4勝した方が名人を獲得します。
第1局では藤井名人が先勝し、初防衛に向けて白星スタートを切っています。