[２２日 ロイター] - 国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）は来年６─７月開催の３２クラブによる新たなトーナメントについて、米アップルに世界的な放映権を付与する合意に近づきつつあると、米紙ニューヨーク・タイズ（ＮＹＴ）が２２日に報じた。
早ければ今月中に合意を発表する可能性があり、放映権料はＦＩＦＡが当初見積もっていた４０億ドルの４分の１である１０億ドル程度になる見込みだという。
動画配信各社は人気スポーツの放映権獲得で競争を繰り広げており、アップルがＦＩＦＡと合意をまとめられれば動画配信サービスで優位性を得られるとみられる。
アップルとの契約に無料放送の枠が含まれるかは不明で、アップルＴＶ＋（プラス）の加入者のみに配信される可能性があり、これにＦＩＦＡの幹部らは懸念を示しているという。
