アカデミー賞、来年のルールに多少の変更

アカデミーが、来年のオスカー資格についてのルール変更を発表した。パンデミックを受けて緩めていた劇場公開の規定を再び厳しくしたもの。

来年は、ロサンゼルス郡、ニューヨーク、サンフランシスコ・ベイエリア、ダラス・フォートワース、シカゴ、アトランタの6都市で最低1週間劇場公開されたことが条件となる。

作品部門の資格を得るためには、この最低1週間の上映から45日以内に、アメリカのトップ50の市場のうち10の市場で7日間劇場公開される必要がある。

6都市での1週間の上映が年末だった場合、この10の市場での上映は年明けになってもいいが、その場合は事前に劇場公開計画をアカデミーに知らせておかなければならない。

この変更は、オスカーが劇場用映画の賞であることをあらためて強調するもの。来年のオスカー授賞式は3月2日。

文=猿渡由紀

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