サウス・ロンドンの狂犬、ファット・ドッグがデビュー・アルバム『WOOF.』を9月に発表

2023年8月にシングル「King of the Slugs」で音楽シーンに登場して以来、大きな話題となっていたサウス・ロンドンの5人組、ファット・ドッグ(Fat Dog)がデビュー・アルバム『WOOF』を9月6日(金)に発表します。輸入盤のほか、国内盤CD、日本語帯付きLP、CDとLPの数量限定Tシャツ付きセットも発売。アルバム発売のアナウンスとあわせて、収録曲「Runnning」が公開されました。

ファット・ドッグは、フロントマンのジョー・ラヴが2021年にグループを結成。ロックダウン中に正気を保つため、自宅で作っていたデモを世に出すことを決意しました。ライヴを重ねる度に動員を増やし、2023年10月にはロンドン スカラ公演をソールドアウトに。2024年にはSXSWでの9公演を含むUSツアーを成功させ、今年の夏はUKとヨーロッパの大型フェスへの出演を予定しています。

デビュー・アルバム『WOOF.』は、ジョー・ラヴと、アークティック・モンキーズやデペッシュ・モード、ベス・ギボンズらを手がけてきたジェームス・フォードとジミー・ロバートソンによる共同プロデュースで、ジョー・ラヴの心の中への旅を体験できる作品です。「音楽はつまらなすぎる。消毒され牙を抜かれた音楽は好きじゃないんだ。このアルバムの音楽でさえ、俺の頭の中にあるアイディアと比べたら洗練されすぎてる。俺の想定では、もっとめちゃくちゃなサウンドになるはずだったんだけどな」とジョー・ラヴは語っています。

Photo by Pooneh Ghana

© 株式会社シーディージャーナル