ロシアがウクライナに無人機攻撃、南部オデーサで7人負傷

[23日 ロイター] - ウクライナ軍当局者が23日明らかにしたところによると、ロシアが南部オデーサと首都キーウ(キエフ)を無人機(ドローン)で攻撃した。オデーサでは7人が負傷し、このうち2人は子どもだった。

オデーサ州のキペル知事はメッセージアプリのテレグラムで、複数の集合住宅が攻撃を受け火災が発生したと明らかにした。当局によると少なくとも14棟が被害を受けた。

ウクライナ空軍によると、ロシアは攻撃型無人機16機と短距離弾道ミサイル2発を発射した。

空軍はテレグラムで、防空システムがオデーサ、キーウ、ミコライウ、チェルカスイの上空で無人機15機を破壊したと発表。ミサイルについては明らかにしていない。

またキーウ当局者は、同市に向けて発射された無人機は全て破壊され、被害や負傷者の報告はないとテレグラムに投稿した。

ミコライウ州のキム知事によると、墜落した無人機の残骸で商業インフラのビルが損傷した。

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