「消極的なサッカー見たくねえ!」J2仙台・森山監督のゲキにファン感激!「心打たれる」「最高に熱くて誇らしい」

4月22日、ベガルタ仙台は公式YouTubeチャンネルで、同20日に行なわれたJ2第11節の清水エスパルス戦に密着した動画を公開した。

仙台は清水戦で、16分に先制されると54分にも失点。その後、65分に中島元彦のゴールで1点を返したが、83分に3点目を奪われる。終了間際の90+4分にオナイウ情滋が追撃弾も、2-3で敗れた。

動画には、試合後のロッカールームの様子が収められ、森山佳郎監督が選手たちにゲキを飛ばしている。

「俺は悔しい。ちゃんとやって負けたんだったらいいよ。前半、ビビってただろ。あんなの俺たちのサッカーじゃねえ。くそ。ええじゃん、負けたって。あんな消極的なサッカー見たくねえ。後半ぐらいやろうよ。今日の負けはめっちゃ悔しい。嫌だ、俺はこんなの。ガンガン行ってさ、バシバシやられても仕方ねぇじゃん、今の俺たち。

でも俺たち、ここから上がって行けばいいじゃん。だけど、前半のゲームじゃ何の未来もない。後半ぐらい最初からやれば、勝てたぜ。でも、今日の前半じゃ成長していかない」

【動画】「めっちゃ悔しい」ベガルタ指揮官が選手にカツ!
指揮官の言葉は熱を帯びる。

「行こうよ、みんなで声かけ合ってさ、戦おうぜ。ゴール向かおうぜ。いいよ、3点入れられたら4点ぶち込めばいいんだろ。今日だって、あと1点じゃん。あとワンチャンスじゃん。チャンスあっただろ、後半。牙をむき出しにして、相手に向かっていこうや。

面白くねえぞ、今日の前半。俺が監督になって今までで一番面白くなかった。こんなサッカーしたくねえ。行こうよ、アグレッシブに。ゴールに向かって、相手に向かって。負けたら仕方ない。強くなればいい。外したら仕方ない。練習しようぜ」

この投稿のコメント欄には以下のような声が寄せられた。

「ゴリさんのゲキに感動しました。ゴリさんが仙台の監督で嬉しい」
「試合後の森山監督の言葉、胸に沁み泣けました」
「ここから必ず強くなるぞー!」
「悔しさが、見ているこちら側にも伝ってくる」
「監督がゴリさんで本当に良かった」
「試合終了後の監督の声がけ、感動した」
「難しいことは言ってないけど胸を打つワードが多くて心打たれる」
「こっちまで、熱くなってくる」
「応援するクラブの監督が最高に熱くて誇らしいです」
「サポーターよりキレてるゴリさん…ありがとう」

仙台は次戦、27日にジェフユナイテッド千葉とホームで相まみえる。森山監督の気持ちに選手たちは応えられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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