【祝・活動再開】サカナクション・山口一郎「ステージにさえ行ければ何とかなる」熱い思いにファンが涙!

<記事提供:COCONUTS>

4月23日放送の「めざましテレビ」(フジテレビ系)では、 サカナクション・山口一郎(ボーカル/ギター)さんが出演。

体調不良のため活動を休止していた山口さんはサカナクションのライブ活動を再開させた理由を明かし注目を集めました。

(画像:時事通信フォト)

■山口一郎、ライブ活動再開の理由を明かす

山口さんは2022年7月からうつ病を患い休養、サカナクションもライブ活動を休止していました。

昨年10月から今年1月にかけての山口さんのソロツアーを経て、サカナクションは4月20日の幕張メッセ国際展示場9-11ホールでの公演を皮切りに約2年ぶりにライヴ活動を再開。

メンバーとのリハーサルも久々だったこともあり最初は緊張していたと語る山口さん。

リハーサル中、カメラの前で、山口さんは「果たして、わーって盛り上がるのかどうか不安」とファンの反応を気にすると、ドラムスの江島啓一さんは「いやー歓声は上がるでしょ流石に」と伝えます。

続けて、山口さんは「体調も本調子とはいかない状態で、リハーサルとかも迎えてましたし、どうなるかなって思ってましたけど」と不安な気持ちを打ち明けます。

一方で、山口さんは「本編は2時間コースになってる過去最長じゃない?まぁ復活だからこれぐらいモリモリやってもいいけど、ファンも結構年齢上がっているから疲れちゃうよね」とファンを気遣います。

体調が万全でない状態でライブツアーを開催する理由を聞かれた山口さんは「2年間も闘病生活を送ってきて、うつ病のことを自分で熟知してきているんで、どこかでは必ずしんどい時がくると思うんですよね。ただ単独ツアーの時も本当にしんどい時があったんですよ。でも、不思議なことにステージに立っちゃえば大丈夫、ステージにさえ行ければ何とかなることもわかったんで」と、ソロツアーでの経験が大きかったことを明かします。

■山口一郎、江島啓一の涙は「嬉しかった」

ライブのアンコールでファンからのの温かい拍手が響き渡ると、山口さんは「お客さんすごいよね。待っててくれたっていう感じだね」と観客の反応を喜びます。

無事にライブを終えた山口さんは「2年間の僕の病気で苦しかった日のこととか、フラッシュバックしてきたし、この瞬間のために頑張ってきたっていうのを噛みしめながら祈るように歌ってました」と話し安堵の表情を浮かべます。

ライブ中に感極まって号泣した江島さんについて、山口さんは「メンバーも深くこの日を迎えるために頑張ってくれたし、嬉しかったです。泣いてるのを見てね。同じ気持ちだったんだなっていうか、自分だけが苦しかったんじゃないんだなって」と労いの言葉をかけます。

また、山口さんは「ありのままの音楽好きの兄ちゃん、姉ちゃんの人生をそのままさらけ出してミュージシャンとしてやっていく姿をちゃんと見せられることが大事…。こっから始まるだけだから、新しいサカナクションを新しい自分にね」と新しい物語がここから始まると力強い言葉で宣言したのでした。

今回の放送にはネット上で「めざましのサカナ復活で朝から泣きまくった、あああ一郎さん」「こっち(魚民)がめちゃくちゃ一郎さんの心配してた一方、「ファンも年齢層上がってるからさぁ」と言ってのける山口一郎氏43歳(好き)」「サカナクションの山口さん闘ってたんだね。復活ライブの様子観て泣けたおかえりなさい!」などのコメントが上がっています。

「ステージにさえ行ければ何とかなる」は山口さんの復活ライブにかける強い意思を感じさせる言葉ですね。

また、ライブの時間が長くなりすぎるとファンの体調も気にかける山口さんの言葉に、ファンと一緒に過ごしてきた年月の深さを感じました。

(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)

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