アーセナルDFティンバー、U-21で実戦復帰しゴールを奪う トッテナム戦でトップチーム復帰なるか

写真:大ケガを負ったティンバーだが一歩ずつ復帰へと近づいている

アーセナルに所属するオランダ代表DFユリエン・ティンバーが、アーセナルU-21のメンバーとして実戦復帰した。クラブ公式サイトが伝えている。

ティンバーは、2023年7月にアヤックスからアーセナルに加入した。プレシーズンマッチやマンチェスター・シティとのFAコミュニティー・シールドでは、期待に応える活躍を披露するも、同年8月に行われたプレミアリーグ開幕節、ノッティンガム・フォレストとの試合で右ひざの前十字じん帯を断裂して実戦から遠ざかっていた。

ティンバーはこれまでもトップチームのトレーニングに合流するなど、復帰へと近づいていた。そして、現地時間4月22日に行われたブラックバーンU-21との試合で、アーセナルU-21の左サイドバックとして先発出場を果たすと、8分に鮮やかなゴールを決めた。

アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督は、ティンバーの復帰時期についてこう語った。

「トッテナムとの“ノース・ロンドン・ダービー”は早すぎる。彼の状態を観察しないと。とてもいいトレーニングを積んでいるし、準備はできているように見える。そのあと、トッテナム戦が相応しい復帰のタイミングかどうか判断する。シーズン中には復帰させたいと考えている」

また、ティンバーは離脱期間中もトップチームの試合を観察して学ぶなど、復帰へ準備を整えているという。同選手はこう語っている。

「なるべくポジティブに考えて、チームに関わり続けようとした。復帰したときのために、チームのプレーを理解しなくちゃいけない。ミーティングにも参加するし、選手たちやコーチとのコミュニケーションを欠かさないようにしている」

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