栃木・那須町で、男女2人の焼けた遺体が見つかった事件で、逮捕された男が、「仲間が犯行現場は『誰も来られないようなところがいい』と話していた」と話していることが新たにわかった。
平山綾拳容疑者（25）は4月16日未明、仲間とともに那須町の河川敷で、宝島龍太郎さん（55）と女性の遺体に火をつけ、損壊させた疑いが持たれている。
平山容疑者は、犯行現場が那須町となったことについて、「仲間が『誰も来られないようなところがいい』と話していた」と供述していることが新たにわかった。
また事件前日、平山容疑者は自分の車で東京都内のコンビニエンスストアを訪れ、仲間2人と接触したあと、事件当日の午前2時から3時半まで都内の居酒屋に1人で滞在していて、那須町の現場には行っていないことも確認された。
平山容疑者は、少なくとも数日前までに粘着テープや結束バンド、ガソリンなどの購入を指示され購入を済ませていたことから、警視庁は複数人による計画的な犯行とみて調べている。
