日韓産業相が6年ぶりに ”正式会談”…「両国企業間協力の本格化」を評価

日韓の産業相は6年ぶりに東京で正式な会談を開き、核心価値を共有する信頼を基に、政府・民間次元の経済協力を強化することにした。今回の会談は、首脳間のシャトル外交回復1周年を迎えるにあたり実現した。

韓国産業通商資源部(省)は「アン・ドックン(安徳根)産業通商資源相は22日に東京を訪れ、斉藤健経済産業相に会い、両国首脳による合意事項の履行と未来協力方案を話し合った」と明らかにした。

今回の日韓産業相会談は2018年以降6年ぶりに、相互訪問を通じた正式会談のかたちで実現した。

日韓双方は、活発化した日韓首脳外交を通じて企業間の協力が本格化していることを高く評価し、両政府・経済界間の協力を奨励していくことにした。

アン産業通商資源相は、会談の冒頭発言で「韓日両国は、互いを信じ維持できるパートナーとして飛躍している」とし「現時点においてグローバル複合危機を乗り越えるためには、韓日両国の緊密なパートナーシップと協力が非常に重要だ」と語った。

斉藤経済産業相は「日本と韓国は基本的価値を共有し、国際社会における様々な課題への対応という次元で協力すべき重要な隣国だ」とし「高い補完関係にある産業分野、そして海外依存度の高いエネルギー確保や脱炭素実現など、両国には共同課題も多く協力の潜在力が高い」と語った。

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