ネリ、「仕上がりは最高」 井上尚弥に挑戦、決死の覚悟

ミット打ちを行うルイス・ネリ=東京都内

 ボクシングの世界スーパーバンタム級タイトルマッチ(5月6日・東京ドーム)で、4団体統一王者の井上尚弥(大橋)に挑戦するルイス・ネリ(メキシコ)が23日、東京都内でミット打ちなどの練習を公開し「仕上がりは最高。リング上で死ぬ覚悟で挑み、全てを出し切って4本のベルトを奪う」と闘志を見せた。

 ネリは2018年、山中慎介とのバンタム級世界戦で体重超過し、王座を剥奪された。スーパーバンタム級のリミットは55.3キロ。体重は順調に落ちているそうで「今は127ポンド(約57.6キロ)ぐらい」と明かした。

 井上尚に対し「弱点を見つけた」と豪語。「(KOを)見せられるだろう」と不敵に笑った。

© 一般社団法人共同通信社