10歳でデビューの上白石萌歌、新たな才能発掘の場で「立ち会わせていただき光栄」

制作発表会見に出席した上白石萌歌【写真:ENCOUNT編集部】

短編オムニバス映画『GEMNIBUS vol.1』の制作発表会見

俳優の上白石萌歌が23日、都内で行われた公式アンバサダーを務める短編オムニバス映画『GEMNIBUS vol.1』の制作発表会見に出席した。

映画『GEMNIBUS vol.1』は、日本映画界をけん引する東宝の若手社員たちが、フォーマット、メディア、実績の有無を問わず、クリエーターが自由に才能を発揮できる場を提供するという目的で立ち上げた才能支援プロジェクト「GEMSTONE Creative Label」初の劇場公開作品。

短編オムニバス映画『GEMNIBUS vol.1』の公式アンバサダーを務める上白石は、東宝が主宰する「東宝シンデレラオーディション」で、当時史上最年少となる10歳でグランプリを獲得し、芸能界デビューしたが「こうして新しい才能が芽吹く瞬間に立ち会わせていただき光栄です」と笑顔を見せると「私自身、エンタメに関わらせていただくなか、凹むこともあるのですが、それを膨らませてくれるのもエンタメなんですよね」と自身もエンタメに救われていることを明かす。

さらに上白石は「こういう機会によって、もっともっと皆さんの才能が発見され、知れ渡っていけばすてきだなと思います」と語ると「映像やエンタメの世界は日々進化しているので、今後その先頭に立って変えていかれる皆さんには興味があります」と目を輝かせる。

今回の4作品に上白石は出演する機会はなかったが「今後、お声を掛けていただけるように頑張りたいです」と意気込むと、作品について「4人の異なる監督が描くことで、こんなにも違う世界が広がるんだと思いました。すごい映像体験ができると思うので、ぜひ映画館で見ていただきたいです」と語っていた。

制作発表会見には、『GEMNIBUS vol.1』の上西琢也監督(『ゴジラ VS メガロ』)、平瀬遼太郎監督(『knot』)、ちな監督(『ファーストライン』)、本木真武太監督(『フレイル』)、東宝の社員7人も参加した。ENCOUNT編集部

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