日本のアニメを特集した雑誌『ニューズウィーク日本版』の最新号が、4月23日に発売された。
アカデミー賞・長編アニメーション賞を受賞した宮崎駿監督による『君たちはどう生きるか』など、海外における日本産アニメの動向を、アニメーションジャーナリスト・数土直志さんが分析した記事などを掲載している。
定価は紙版が520円(税込)。デジタル版が420円(税込)。
鳥山明の追悼企画も 『ニューズウィーク』日本アニメ特集号
雑誌『ニューズウィーク日本版』最新号は、「世界が愛した日本アニメ30」と題して、日本のアニメを特集。
海外で日本のアニメが愛される理由や、世界を変えた日本のアニメを紹介している。
アニメと同様に世界で愛される漫画にも言及。北米で日本の漫画がヒットしている状況の解説と、3月1日に逝去した漫画家・鳥山明さんの追悼企画を掲載している。
『ニューズウィーク日本版』編集長・長岡義博さんのコメント
今年のアカデミー賞で長編アニメーション賞を受賞した宮崎駿の『君たちはどう生きるか』は、スタジオジブリの作品としてはこれまでで一番海外でヒットした映画です。『鉄腕アトム』以来、日本アニメが世界で受け入れられてきたのは、そもそもアニメを大量生産できる国が日本とアメリカしかなかったからでした。日本産と認識されず消費されてきた状況を大きく変えたのは配信の拡大で、日本アニメの海外市場は10年前の6倍に広がっています。大きく広がるマーケットは、日本アニメの方向性をどう変えるのか。4月30日・5月7日合併号の特集「世界が愛した日本アニメ30」で、アニメーションジャーナリストの数土直志さんが分析しました。