『約束~16年目の真実~』不破のシナリオと衝撃のラスト…さらに真犯人候補追加?SNS「序盤からこの展開すごいな」

4月18日(木)俳優の中村アンと横山裕(SUPER EIGHT)が出演する日本テレビ系新木曜ドラマ『約束 ~16年目の真実~』第2話が放送された。本作は、16年前の連続殺人事件で全てを奪われた桐生葵(中村アン)が刑事となって故郷に戻り、過去の真相に迫る“予測不能×完全オリジナル”の心理サスペンス。SNSでは「キャストが全員怪しくて面白い」「同級生誰も信じられない」など考察が止まらず、「香坂さん」がトレンド入りするなど盛り上がりを見せた。

(以下、ドラマ最新話までのネタバレを含みます)

◆第2話「秘密」

葵は16年前に起きた殺人事件の被害者の兄であり、幼なじみの不破翔(細田善彦)と会った直後、望野町に観光に来ていたと思われる梅崎若菜(向里裕香)の遺体を発見する。遺体の口には“ビー玉”が詰められていた…。香坂慧(横山裕)をはじめとする捜査第一係の面々は、16年前の事件の模倣犯だと考える。しかし、葵は16年前の事件で父親が逮捕されたのは“えん罪”で、今回の殺人はまだ捕まっていない真犯人の可能性があると反論するが、その根拠は現時点で何もない。葵の親代わりのような存在で課長でもある一条健人(岡部たかし)にも「この町で刑事としてやっていきたいならあの事件に区切りをつけること。それが絶対条件だ」とくぎを刺されてしまう。それでも、逮捕された父親の言葉を信じ、父と過ごしたさまざまな思い出と共に、殺人鬼ではないことを確信しているのだった。「大丈夫、お父さんは無実だ」。捜査を進めていくうちに、遺体で発見された梅崎は、16年前の事件を調べていたフリーライターであることが明らかになる。

そんな中、同級生で映像研究部の仲間だった尾藤恵(佐津川愛美)、飛鳥桃(織田梨沙)に呼び出された葵は、当時、映像研究部で撮影される予定だったサスペンス映画のシナリオが完成していたという事実を聞かされる。シナリオの執筆は不破。しかし、「葵には完ぺきに仕上がってから見せる」と言われていた葵は、違和感を覚える。「私…読んでない…。あの時の映画のシナリオって、完成してたの?」。

桃と葵葵は映画のシナリオが完成していた真実を知る…

その言葉に驚いた恵と桃。顔を見合わせ…「じゃあ…葵あの…」と切り出そうとする桃に、恵は「あっ待って!その話はいいから。結局映画は作られなかった訳だし、その話してもしょうがないよ。ほら!忙しい葵を呼び出したんだから、ちゃんと伝えないと」。そう話題をそらした2人が葵を呼び出した理由は、伝えたいことがあるという。「私たち、葵の味方だから」「親友として、何でも相談に乗るから」。

優しい言葉を掛けられた葵だが、シナリオの内容について伏せられたことを不審に思う。そして、その場にはいなかった、同じく同級生で映像研究部の天草勇樹(森永悠希)と連絡を取り、シナリオを見せてもらうことに。すると、葵を監視していた香坂が現れ、共に“ある真実”を知ることに。

香坂も不破の映画シナリオを見ることに。

「えっ?」。シナリオを読み進めると…口の中に“ビー玉”が詰められた遺体が描写されていた。これが書かれたのは“2008年7月15日”。この日付は、16年前の第1の事件が起こる1週間と少し前で、事件よりシナリオが先に作られたことになる。「説明してもらえますか?」と香坂。そして同級生たちを呼び出した。「どうしてこんな大事なこと黙ってたの?」と葵は恵、桃、天草を前に、なぜシナリオの存在を当時、警察に伝えなかったのかと問い詰めた。当時“ビー玉”のことは公表されていなかったため、事件と不破が書いたシナリオの関連性を発見したのは、犯人が逮捕された後だったという。その後、警察に伝えなかったのは不破の気持ちを汲(く)んでのことだった。「私の父は、ビー玉のことなんて知らなかった。不破くんのシナリオを真似できるはずがない」そう言って葵はシナリオを読んだ人物が真犯人である可能性を口にする。

信頼し合っていたはずの同級生たちは…

それを聞いた恵は「ちょっと待って。あの事件の犯人は映像研の中にいるって言いたいの?」。事件前の記憶がない葵に、本当は葵も読んでいて、忘れているだけじゃないのか、そもそも事件解決済であると、自分たちが疑われていることに憤慨するのだった。

その後、防犯カメラから梅崎若菜殺害事件の直後に現場近くを立ち去る男の存在が判明。その姿が不破に似ていたことから捜査第一係は梅崎と不破の接点を調べることに。葵と香坂が捜査を続けると、不破はライターとして活動していて、フリーライターだった梅崎と知り合いだったことが明らかになる。動機はいまだ不明であるが、不破への疑いはさらに強まった。

葵と香坂

刑事部長の有村毅(杉本哲太)に呼び出された香坂は「解決済みの事件を蒸し返すような動きは避けねばならない」「本部に戻りたいなら失態は二度と許されないと思え」と忠告される。過去の記憶がよみがえる香坂…どうやら香坂にも秘密がある様子で、SNSでは「香坂さんも複雑なの!?」と「香坂さん」がトレンド入りするほど話題に。

刑事部長・有村毅が葵を監視させる理由は…

一方、葵は高校時代に使っていた秘密のやり取りで不破を呼び出し、不破の不審な行動について疑問をぶつける。「父の潔白を信じてくれた。私…うれしかった!私は不破くんを信じたい。信じたいけど…わかんないよ!あの夜、どうして私を呼んだのか…」。そこに香坂をはじめ捜査第一係の刑事たちが現れると、不破は葵を人質にとる。「俺が殺した!あの女だけじゃない。16年前の連続殺人も、あの時捕まった男は誤認逮捕!本当の犯人は・・・俺だっ」と衝撃の告白が。「無能な警察への復しゅうだ!」と叫び、そのまま不破は天草の運転するタクシーに飛び乗り逃走。突如現れた天草も共犯なのか…。そして、不破の告白をスマホで撮影し、動画をネットに拡散した何者かがいる…それは一体…。

葵を人質にとる不破

◆不破のまさかの告白にSNS沸騰 怪しい人物が多すぎて考察が止まらない!?

この驚きの展開にSNSでは「まだ2話、序盤からこの展開すごいな」「(不破の書いた)映画のシナリオ怖すぎる」「怒涛(どとう)の展開」など興奮を隠せぬ声が続出。さらに犯人についての考察も。「同級生誰も信じられない」「見返したら、ラストシーンの動画、誰が撮ったのか目星ついちゃったよー!!」「今気になるのはネットに拡散した人と雑貨屋の人かな」「最後のスマホ、定点カメラじゃない…誰が共犯!?」と盛り上がりを見せた。

◆4月25日放送の第3話は「選択」

葵は、梅崎殺害の真相と「16年前の連続殺人犯は自分だ」と自供した不破の真意を考える。捜査第一係が逃走した不破を追う中、不破が自供した様子を撮影した動画がネットで拡散される。望野署には、不破の告白の真偽を確かめようとするマスコミが殺到。葵は報道陣に対して、「16年前の事件を調べ直す」と独断で宣言する。葵の“暴走”に、香坂(横山裕)ら捜査第一係の面々は反発。葵は一条(岡部たかし)に、16年前の事件を調べたいと訴え、一条はそれを許可する。葵が、当時の捜査資料を調べる一方、香坂は監視カメラで、葵の動きを警戒し見張っていた。葵は、16年前の事件で逮捕された父・康男(長谷川朝晴)の容疑を裏付ける重要な証言に関する資料がなくなっていることに気付く。不破の逃亡に協力していた天草(森永悠希)から、木崎(坪倉由幸)と夏目(樋口幸平)が事情聴取を行うも、共犯を否定する。葵と香坂は、若菜がよく通っていたバーを訪ねる。バーの店主の話によると、不破と若菜が、よく一緒に店を訪れていたと判明する。さらに、不破が若菜に「妹は、俺が殺した……」と話していたことを知る葵と香坂。それでも不破の犯行とは思えない葵。葵の推理を聞いた香坂は、思いがけないことを告げる――。

ドラマ『約束~16年目の真実~』
読売テレビ・日本テレビ系 毎週木曜よる11時59分放送

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