南野拓実は「モナコのベストプレーヤー」、決勝点アシストの鎌田大地への評価と採点は? 海外リーグで活躍する日本選手評価まとめ【4月19日~21日】

プレミアリーグ第34節のリバプール対フラムが現地時間4月21日に行われ、遠藤航はフル出場。3-1の勝利に貢献した。また、レアル・ソシエダの久保建英は途中出場から攻撃を活性化させ、モナコの南野拓実は1ゴールをマーク。ラツィオの鎌田大地、セルティックの旗手怜央はアシストを決め、現地メディアも称賛している。

プレミアリーグ第34節、ラ・リーガ第32節など、4月19日から21日にかけての、主な日本人選手の現地メディア評価・採点・反響は以下の通り。

◆【実際の映像】「ベストプレーヤー」南野拓実が今季8ゴール目、好調鎌田大地が決勝点をアシスト……4月19日~21日の日本選手好プレー動画集

遠藤航は「ボールを奪って素早く動かした」

久保建英(レアル・ソシエダ)

4月21日 ヘタフェ戦 △1-1 (45分間出場)

・「出番は少なかったが、ボールを受けてファウルを誘い、プレーを活性化させた。サディクのチャンスを演出した」【MUNDO DEPORTIVO】

・「ベッカーとの交代で出場。100%の状態ではないから、監督は最初から彼を無理に起用しなかった。途中出場してからはレアル・ソシエダの攻撃に機動力を与えた」【ELDESMARQUE/採点:6】

・「疲労の蓄積とちょっとした体調不良からか、試合内容も自信もスランプに陥っている。確実なプレーで相手陣地に到達できたのは1度だけ」【as】

遠藤 航(リバプール)

4月21日 フラム戦 ○3-1 (フル出場)

・「いくつかの危険なエリアでボールを手放し、時にはパスが遅すぎた。アレクシス・マックアリスターのような深い位置でのプレーには及ばない」【LIVERPOOL.COM/採点:6】

・「この日本人は何度かポゼッションを奪われ、疲れているように見えた。だが、試合が進むにつれて良くなっていった」【THIS IS ANFIELD/採点:6】

・「序盤はボールキープに苦しむ場面もあったが、常にリバプールを攻撃に向かわせようとした。ボールを奪って素早く動かした」【LIVERPOOL ECHO/採点:8】

鎌田大地(ラツィオ)

4月19日 ジェノア戦 ○1-0 (フル出場、1アシスト)

・「彼は良くなった。より機動的になり、前線の間を行き来して相手に大混乱を引き起こし、ジェノヴァの守備陣を大いに悩ませた」【OA calcio/採点7】

鎌田大地(C)ロイター

板倉滉「中盤のデュエルマシン」

板倉 滉(ボルシアMG)

4月20日 ホッフェンハイム戦 ●3-4 (90分間プレー)

・「中盤のデュエル・マシン!この日本人選手は常に適切なタイミングでプレーし、1対1でも貢献した。イタクラの中盤起用はもはや実験ではない」【GladBachLive/採点3】※ドイツの採点は最高を1点として点数が少ないほど評価が高い。

南野拓実(モナコ)

4月21日 ブレスト戦 ○2-0 (84分間プレー、1ゴール)

・「モナコのベストプレーヤーの一人は日本人だった。元リバプールのこの選手は、パス能力だけでなく、打開力も発揮し、素早く鋭いプレーを見せた。プレッシャーを受けても常に積極的で、チームのボール奪取に貢献。そしてモナコのリードを倍増させるゴールを生みだした」【Homme Du Match/採点:7】

岩田智輝(セルティック)

4月20日 スコティッシュカップ準決勝アバティーン戦 ○3(6PK5)3 (56分間プレー)

・「マクレガーの控え選手としての役割を担い、満足のいく仕事をした。前方へのパスにはもっと推進力が必要だった」【Glasgow World/採点5】

旗手怜央(セルティック)

4月20日 スコティッシュカップ準決勝アバティーン戦 ○3(6PK5)3 (86分間プレー、1アシスト)

・「セルティックが後半にポゼッションを高めたことで、彼は伸び始めた。フォレストのアシストを記録し、後半に交代」【Glasgow World/採点6】

古橋亨梧(セルティック)

4月20日 スコティッシュカップ準決勝アバティーン戦 ○3(6PK5)3 (70分間プレー)

・「スマートなプレーでセルティックを同レベルに引き戻し、アバディーン守備陣を常に悩ませた。70分間プレーした」【Glasgow World/採点6】

◆【実際の映像】「ベストプレーヤー」南野拓実が今季8ゴール目、好調鎌田大地が決勝点をアシスト……4月19日~21日の日本選手好プレー動画集

◆板倉滉が南野所属モナコの補強リスト「上位」へ 16.5~25億円の契約解除金が鍵か

© 株式会社Neo Sports