飯山市では来月、「花の祭典」が開催されます。主役の「菜の花」です。
ところがすでに見頃を迎えてしまいました。
■記者
「一面に黄色の絨毯のような景色が広がっています。辺りには菜の花の甘い香りも漂っています」
【4ヘクタールの畑】
【およそ800万本】
【菜の花とサクラの共演】
「カエルいっぱ~い」
子どもたちも思い思いに楽しみます。
菜の花に囲まれて記念撮影も!
■新潟から
「初めて来たんですけど、すごくきれいでこんなに広く菜の花が咲いているって知らなかったので、とっても良かったです。きれいでした。すごく天気も良くて、みんな行いが良いから」
飯山市では毎年大型連休に合わせて「いいやま菜の花まつり」が開催されています。
地元のボランティアが連休に一番の見頃を迎えるよう丹精込めて育てていますが…すでに七分咲きから八分咲きとなっています。
今年はどうして早く咲いたのでしょうか?
■飯山市商工観光課・西澤宗一郎さん
「雪があることによって菜の花がまだ冬なんだなって勘違いしてくれて春先よりちょっとずれた時期に咲いてくれるんですね。でも今年はその雪がなかったので、4月の途中ですごく暖かくなっちゃったので、菜の花が春なんだなと思って一気に咲いてきたっていう感じです」
「菜の花まつり」まで10日以上ありますが…。
■飯山市商工観光課・西澤宗一郎さん
「菜の花まつりまでは持ってくれると思うので、春の飯山を楽しんでいただければなと思っております」
それでも花の見頃を逃さず、春色に染め上げられた景色を描く人も。
■神奈川から
「全部そろっていて良いと思う。川と山と花と、菜の花とサクラとモモの花と、それからもうちょっと経てばリンゴの花が。同じ時期に見られるところが信州の良さ」
イベントの期間中、地元の飲食店も菜の花やイチゴなど春の食材を使ったメニューで盛り上げるということです。