誘拐した可憐な少女は殺人マシンだった…狩られていく犯人描く『アビゲイル』全米2位デビュー

画像はYouTubeのスクリーンショット

バレリーナの可憐な少女を誘拐するも、彼女の正体は血に飢えたヴァンパイアだと気付くことになる犯人たちの恐怖を描いたホラー映画『アビゲイル(原題) / Abigail』が、興行収入1,029万7,110ドル(約16億円)で全米2位デビューを果たした。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル155円計算)

裏社会の有力者の12歳の娘を誘拐し、身代金を得るまで一晩、彼女を人里離れた邸宅で監視することになった犯人たち。しかし、囚われているのは彼女ではなく、犯人たちの方だった……。少女は殺人マシンのごとく、犯人たちを一人ずつ消していくことになる。

予告編には、衝撃の事実を知ってヴァンパイアの殺し方を相談する犯人たちの姿が。バレエの華麗なステップで人を殺める少女を前に、「彼女にとって、これは単にゲームなのよ」と絶望する犯人たち。追い打ちをかけるように、少女は「何て言えばいい? わたしは“食べ物”と遊ぶのが好きなの」と打ち明けている。

モンスター映画の古典『女ドラキュラ』(1936)を基にした作品で、『スクリーム』シリーズの監督コンビ、マット・ベティネッリ=オルピンタイラー・ジレットがメガホンを取った。出演はメリッサ・バレラダン・スティーヴンスキャスリン・ニュートンなど。(編集部・市川遥)

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