2024シーズンのホームグロウン制度、12クラブが不遵守…最多は広島の15名

[写真:©︎J.LEAGUE]

Jリーグは23日、各クラブの2024シーズンのホームグロウン選手の人数を発表した。

ホームグロウン制度は、各クラブが選手育成にコミットし、アカデミーの現場を変えていくことを目的に導入したもの。12歳から21歳の間、990日以上、自クラブで登録していた選手が対象となる。

期限付移籍の選手は、移籍先クラブでの登録となり、21歳以下の期限付移籍選手の育成期間は、移籍元クラブでカウント。JFA・Jリーグ特別指定選手は、ホームグロウン選手とはみなされない。

2024シーズンに関しては、J1のクラブは4名、J2・J3のクラブは2名以上と定められている中、12クラブが不遵守となっている。

明治安田J2リーグではいわきFCと藤枝MYFCが「0人」、ザスパ群馬が「1人」となっており、明治安田J3リーグではヴァンラーレ八戸、いわてグルージャ盛岡、福島ユナイテッドFC、SC相模原、FC大阪、奈良クラブが「0人」、Y.S.C.C.横浜、カターレ富山が「1人」となっている。

不遵守となった上記クラブは、2025シーズンのプロA契約選手の「25名枠」は不足人数分減じられることとなる。

なお、全部60クラブで最も多くホームグロウン選手を登録しているのはサンフレッチェ広島で15名。続いて13名の柏レイソルと大宮アルディージャ、12名のFC東京、11名の鹿島アントラーズ、清水エスパルス、大分トリニータと続いている。

◆明治安田J1リーグ(合計168人)
北海道コンサドーレ札幌:8人
鹿島アントラーズ:11人
浦和レッズ:7人
柏レイソル:13人
FC東京:12人
東京ヴェルディ:7人
FC町田ゼルビア:4人
川崎フロンターレ:10人
横浜F・マリノス:10人
湘南ベルマーレ:6人
アルビレックス新潟:6人
ジュビロ磐田:10人
名古屋グランパス:8人
京都サンガF.C.:8人
ガンバ大阪:8人
セレッソ大阪:8人
ヴィッセル神戸:8人
サンフレッチェ広島:15人
アビスパ福岡:5人
サガン鳥栖:4人

◆明治安田J2リーグ(合計85人)
ベガルタ仙台:5人
ブラウブリッツ秋田:2人
モンテディオ山形:7人
いわきFC:0人
水戸ホーリーホック:2人
栃木SC:4人
ザスパ群馬:1人
ジェフユナイテッド千葉:7人
横浜FC:4人
ヴァンフォーレ甲府:6人
清水エスパルス:11人
藤枝MYFC:0人
ファジアーノ岡山:2人
レノファ山口FC:3人
徳島ヴォルティス:3人
愛媛FC:6人
V・ファーレン長崎:4人
ロアッソ熊本:4人
大分トリニータ:11人
鹿児島ユナイテッドFC:3人

◆明治安田J3リーグ(合計47人)
ヴァンラーレ八戸:0人
いわてグルージャ盛岡:0人
福島ユナイテッドFC:0人
大宮アルディージャ:13人
Y.S.C.C.横浜:1人
SC相模原:0人
松本山雅FC:4人
AC長野パルセイロ:3人
カターレ富山:1人
ツエーゲン金沢:3人
アスルクラロ沼津:4人
FC岐阜:2人
FC大阪:0人
奈良クラブ:0人
ガイナーレ鳥取:4人
カマタマーレ讃岐:4人
FC今治:2人
ギラヴァンツ北九州:3人
テゲバジャーロ宮崎:1人
FC琉球:2人

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