今月4日、愛媛県四国中央市で自宅に火を放ち全焼させた疑いで逮捕された46歳の男について、松山地検は今月19日から鑑定留置を始めました。
この事件は、今月4日午前9時半ごろ四国中央市土居町天満の木造平屋建ての住宅1棟が全焼したもので、この家に住む作業員・徳本和則容疑者46歳が現住建造物等放火の疑いで逮捕されました。
消防によりますと、当時徳本容疑者は妻と子ども2人の4人家族で、全員在宅していましたが、逃げ出してけがはありませんでした。
捜査を進めている松山地検は徳本容疑者について、当時の精神状態など責任能力の有無を判断するため、裁判所に鑑定留置を請求し認められました。
鑑定留置の期間は、今月19日から7月1日までとなっています。