校舎の片隅に寄せられた桜の花びら。思わず「キュン」な投稿に隠された、ある仕掛けが話題

校舎の片隅に寄せられた桜の花びらの写真が「思わず笑顔になる」と話題です。

投稿したのは造形作家のデゴチさん(@degochi)。普段は「薬理凶室」という科学で面白おかしく遊ぶライター集団に所属して、工作の記事や動画を作っています。

約7万ものいいねを獲得し、コメント欄には、「そして風に吹かれて好きじゃなくなっちゃうんですね…。切ない」「可愛いは作れる byおっさん」「おっさんからのスキ❤️想像したら吹いた」「遊園地や空港で見たことある、発見したらきゅんとするやつ」「ほっこりした!」と反響が集まっています。

デゴチさんによると、「偽物バレバレの青春の痕跡を作って通りかかった人がくすりと笑ってくれたら良いなという考えのイタズラです」とのこと。

ハフポスト日本版が経緯を聞くと、「当日は子どもの部活の試合が他校であったので、事前に許可をいただいて決められた門から校内に入り、指定の駐車場で選手をおろしました。試合が終わるまで会場の周辺で待機していたとき、写真の花びらの吹き溜まりを見つけました」と説明。

そこに試合が終わった選手たちが出てきて、相手校の選手も一緒になって花びらで文字作りの遊びを始めたので、一緒になって写真の文字を作ったそうです。

反響に関しては、「面白がってくれた方、いろいろな意見を下さった方ありがとうございます!一部の人には無断侵入をしたと誤解されてしまい、怒らせてしまった人ごめんなさい…」とのこと。

ほかにも「地味に『こういうハートの書き方がおっさんw』『スキがカタカナなのがおっさんっぽい笑』『昭和感』というツッコミが地味にじわじわボディーブローのようにおじさんの私には効きました(笑)」と話していました。

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