パソコンのウイルス除去名目で4万円分の電子マネーをだまし取られるニセ電話詐欺

パソコンのウイルス除去名目で、長崎県島原市に住む男性が4万円分の電子マネーをだまし取られました。警察はニセ電話詐欺事件として捜査しています。

被害にあったのは島原市内に住む公務員の男性(50代)です。

警察によりますと、今月19日、男性が自宅で使用するパソコンの画面上に「アクティビティのためブロックされました」「マイクロソフトサポートセンターへ電話してください」などのメッセージが表示されました。

男性が指定された番号に電話すると、サポートセンターをかたる男が「ウイルスに感染している」などと話し、ウイルスの除去費用として電子マネーのIDを教えるよう要求。男性は4万円分の利用権をだまし取られました。

入力したID番号が間違っているとして男からさらに10万円を要求されたことを不審に思った男性が警察に相談したことで発覚。

警察はニセ電話詐欺とみて捜査しています。

県警では「電話やメールでお金や電子マネーの話をされたら、必ず家族や警察に相談する」よう注意を呼びかけています。

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