香川照之、激変のグレイヘアと一歳児には驚きの声 TV復帰期待の裏で長男のサポートと次男を喜寿まで養育の重責

香川照之(C)ピンズバNEWS

俳優の香川照之(58)が4月23日までに自身のインスタグラムとX(旧ツイッター)を更新。その最新ショットに驚きの声が寄せられた。

香川は《オスとメスの見分け方を長々と講釈し、居合わせた一歳児に呆れられている香川プロデューサー》と綴り、白髪の目立つグレイヘアを後ろで結び、無精ひげを生やし、「一歳児」とおそろいのミッキーマウスのTシャツを身に着けたプライベートショットを投稿した。

子どもにカブトムシの幼虫のオスとメスの見分け方を熱心にレクチャーする香川の姿に、

《うちの息子も、カマキリ先生大好きです》《可愛いが渋滞している》《お揃いミッキーが可愛い》《シルバーヘアもとてもお似合いです》《渋くなられましたねー》

といった声がXに上がった。また、

「一歳児」に対しては、

《ここで初お披露目なのですね》
《息子さんですか? 可愛い…うちも1歳児です》
《もしかして、お子さん?》

と驚きや可愛いといったコメントも寄せられた。

「お揃いのTシャツを着ているだけに昨年8月に誕生した次男なのではと思われますが、香川さんはセクハラが報じられ、ドラマ、映画、CMなどを降板してから2年弱が経ちましたよね。そんな香川さんには今、復活待望論も殺到しています」(ワイドショー関係者)

■澤瀉屋後継者の長男・團子のサポートと喜寿まで続く次男の養育

香川を巡っては2022年8月末、東京・銀座のクラブのホステス女性に対する過剰なハラスメント行為を働いていたことが報じられ、金曜MCを務めていた『THE TIME,』やレギュラー出演が内定していた連続ドラマ『アトムの童』(ともにTBS系)、複数の映画やCMなどを降板。現在は歌舞伎俳優・市川中車として歌舞伎の舞台を中心に活動している。

そんな香川に対し、

《そろそろやりなおす機会があってもいいと思う》
《「香川照之」さんの演技がまた見たいっす》
《個人的に役作りでシルバーヘアにしている、と予測してみる… ※あくまで、個人的観測》
《アンチヒーローの野村萬斎の役ってもしかしたら、香川照之だったのかなぁと思う》

などの意見も寄せられている。

23年は、市川猿之助(48)が両親への自殺ほう助罪で有罪判決を受けたほか、香川の父・市川猿翁さん(享年83)が逝去するなど、大きく揺れた梨園の名門・澤瀉屋(おもだかや)。

3月5日配信の『読売新聞オンライン』のインタビューを受けた香川は、長男で歌舞伎俳優の市川團子(だんこ、20)について《彼の精神には“猿翁を継ぐ”という意思が内蔵されている。澤瀉屋は團子が継げばいいんです。最初からそう決まっている。團子という名前がそうだから。僕ができることはたかが知れている。陰に隠れて家の捨て石となるのが本望です》と語っている。

「香川さんは現在、自身の使命を長男の團子さんをサポートすることだと断言していますが、1歳の次男を元気に育て上げることも重要なミッションの1つだとしっかり認識しているはずです」(前出のワイドショー関係者)

香川は23年8月、前年の2022年に一般女性と再婚し、子どもが誕生したと発表している。

「次男が歌舞伎俳優になるかはわかりませんが、20歳くらいまでは自分が育て上げないと、という覚悟でいるのではないでしょうか。つまりあと19年、77歳の喜寿まで、大学卒業までと考えると80歳近くまで、子育てに励んでいくということですよね。團子さんに猿翁を継がせるのと同じように、次男を育て上げることも父親としての大事なミッションですよね」(前同)

■香川照之に寄せられる「地上波ドラマ復帰」待望論

中車として歌舞伎の舞台に立つかたわら、香川は昆虫モチーフのアパレルブランド「Insect Collection」のプロデュースも手掛けている。だが、セクハラ報道から2年――地上波ドラマへの復帰はいまだに叶っていない。

前出のワイドショー関係者は続ける。

「ドラマや映画への復活を期待する声も多数上がっていますし、SNSの反応を見ても“もういいよね”というような雰囲気にもなってきていますよね。香川さんが地上波ドラマに復帰する日はそう遠くないのではないでしょうか。ジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題、ダウンタウン・松本人志さん(60)の女性スキャンダル疑惑など、芸能界では香川さんのセクハラ騒動を上回るようなことがその後次々と巻き起こっていますからね……。

Xには《アンチヒーローの野村萬斎の役ってもしかしたら、香川照之だったのかなぁ》という声もありますが、その可能性もゼロではない気もしますよね。『アンチヒーロー』(TBS系)は4年前、香川さんのセクハラ問題が報じられる前から制作が進められていたといいますからね」

4月14日にスタートした『アンチヒーロー』は、有罪率99.9%と言われる日本の刑事裁判において、被疑者である証拠が完全にそろっていても無罪を獲得する弁護士の姿を描くオリジナル作品で、主演を長谷川博己(47)が務めている。

「野村萬斎さん(58)が東京地検トップの検事正・伊達原泰輔を好演していますが、たしかに香川さんがやってもばっちりハマりそうです。『アンチヒーロー』のプロデューサーは『半沢直樹』、『VIVANT』(ともにTBS系)を手掛けた敏腕の飯田和孝氏。香川さんとも一緒に仕事をしてきた人ですから、香川さんを想定していた可能性もゼロではなさそうです。

セクハラ報道から2年弱、いまだに厳しい声はありますが“禊は済んだ”と見ている人も少なくありません。かつてはドラマ、映画に引っ張りだこだった香川さんのコテコテの、アクが強い演技を見たいファンもたくさんいます。

歌舞伎での長男の團子さんのサポートに加え、次男をしっかりと育て上げるため、地上波ドラマに復帰してガンガン稼いでいきたい、俳優として活躍する父親の背中を見せたい、といった思いもあるのではないでしょうか。世間がOKな空気感になってくれば、CMスポンサーも起用を懸念しなくなるでしょうし、そうなれば制作サイドの動きは早い。今年中の地上波ドラマ復帰も十分にあるのではないでしょうか」(前同)

セクハラ報道から2年弱――実力派俳優・香川照之の本格復帰は秒読み段階に入ったのかもしれない。

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