火星と海王星が4月下旬に大接近…最接近いつ?見える方角は

2024年4月29日、日の出1時間前の東京の夜空(出典元:アストロアーツ社「StellaNavigator」)

 2024年4月下旬から5月上旬ごろ、明け方の東の低空で、火星と海王星が大接近して見える。最接近の時期や見える方角についてまとめた。

 最接近は4月29日ごろで、0.3度未満まで近づく。半月の見かけ幅ほどという超大接近だ。日の出1時間前の高度が7度前後とかなり低く、夜明け空の中で約8等級の海王星を見るのは難しいが、それだけに挑戦しがいのある現象といえる。東の空が開けたところで、空が暗いうちに火星を見つけて、双眼鏡や天体望遠鏡で観察しよう。(アストロアーツ提供)

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