『アフェア 情事の行方』ドミニク・ウェスト、撮影現場を非難した共演者の主張に賛同

撮影現場が安全ではなかったので主演ドラマ『アフェア 情事の行方』から降板した、と以前話していたルース・ウィルソン。その件について、共演者のドミニク・ウェストが彼女の言い分は正しいと擁護した。米Deadlineが伝えている。

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「ルースが言ったことはすべて完全に正しい」

米Showtimeにて2014年から2019年にかけて5シーズンにわたって放送されたドラマ『アフェア』で、ドミニクとルースは不倫関係に陥る主人公の男女ノアとアリソンを演じていたが、ルースがシーズン4で降板。その降板理由についてはしばらく口を閉ざしていたものの、2020年に「撮影現場が安全ではなかった」と告白。特にベッドシーンの撮影では、カメラが常にドミニクなどの男性側ではなくルースの恍惚的な表情ばかり撮ろうとしていたことを例に挙げていた。

これまでこの件にあまり言及してこなかったドミニクだが、この度、英Times紙のインタビューで言及。深く話すことはためらったものの、かつての共演者であるルースへの支持を示し、「僕たちはそのことについてたくさん話したし、僕自身もそれ(彼女が言ったようなこと)を経験したよ。そのことについて話すのは本当に嫌なんだけど…でもルースが言ったことはすべて完全に正しい」とコメントした。

最近では『ザ・クラウン』でチャールズ皇太子を演じていたドミニク。対するルースは『アフェア』降板後、ベストセラー小説をドラマ化した『ダーク・マテリアルズ/黄金の羅針盤』にレギュラー出演したほか、『OSLO/オスロ』『ウエスト・エンド殺人事件』にも参加している。

撮影現場の安全性についての懸念を告白した際、「大切なのは私が声をあげたということ。私には声があり、毅然とした態度を取った」とも話していたルース。当時は心細かったであろう彼女にとって、ドミニクが公に支持を表明してくれたことは大きな意味を持つに違いない。

『アフェア 情事の行方』全5シーズンはHuluにて配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Deadline

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