新ディズニーホテル「ファンタジースプリングスホテル」初公開! 1泊30万円超えの部屋にうっとり<取材レポ>

“東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル” 外観 クランクイン!

6月6日(木)に開業する、東京ディズニーシーの新エリア「ファンタジースプリングス」の魔法の泉のほとりに立つ、パーク一体型ホテル“東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル”のプレスプレビューが4月23日(火)に行われ、客室、レストラン、グッズなどが公開された。本ホテルは、ラグジュアリータイプの「グランドシャトー」と、デラックスタイプの「ファンタジーシャトー」の2つのホテルタイプで構成されたホテル。1泊30万円~泊まれる「グランドシャトー」の内部まで詳しくレポートする。

■ファンタジースプリングスホテルとは?

今回お披露目された“東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル”は、1泊30万円~泊まることができる「グランドシャトー」と、1泊6万3500円~泊まることができる「ファンタジーシャトー」で構成されたホテル(6月6日に宿泊の場合の2月8日の販売開始時の客室料金。 料金は宿泊日の予約状況に応じて変動)。地上9階建ての延床面積は6万4000平方メートルで、客室は3階~9階に計475室を有する。

さらに宿泊ゲストは、東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル宿泊証明書をファンタジースプリングス・エントランスまたはファンタジースプリングス・エントリーウェイで提示すれば、直接「ファンタジースプリングス」に入場することが可能。ホテル敷地内には、当面の間、東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル宿泊ゲストとファンタジースプリングスレストランの利用者のみが入ることができ、「グランドシャトー」も当面の間、「グランドシャトー」宿泊者のみが入館できる。

■いつか泊まりたい「グランドシャトー」

まずは気になるラグジュアリータイプの「グランドシャトー」をレポート! 「グランドシャトー」は、すべての客室にパークの景色を楽しめるバルコニーまたはテラスがついている。

今回お邪魔したのは「テラス&アルコーヴルーム」。レギュラーベッド2台と壁のくぼみを使用したアルコーヴベッド1台のほか、引き出し式のトランドルベッド1台またはクルーズベッド1台がある70平方メートルの部屋だ。

入ってみるとその広さにまずビックリ! トイレの壁紙にはシンデレラ城、アルコーヴベッドは『美女と野獣』モチーフ、壁には『ファンタジア』モチーフと、さまざまなディズニー作品を部屋から感じられることができる。廊下もディズニープリンセスの絵画が飾られていてステキだ。いろんな“隠れ〇〇探し”を楽しめることだろう。

そしてなんといっても最高なのが「ファンタジースプリングス」が一望できるテラスからの景色! テラスにはテーブルとイスも用意されており、「ファンタジースプリングス」の空気をまといながら時の流れを感じることができるだろう。一瞬の滞在だったがあまりの贅沢さにうっとりしてしまった。

客室料金にはパーク内のアトラクションをスムーズに楽しむことができるアトラクション利用券や専用の鑑賞席でゆったりとショーを堪能できるショー鑑賞券が含まれており、東京ディズニーリゾートでの特別な滞在を楽しめることだろう。

それから、「グランドシャトー」宿泊者のみが利用できる「ラ・リベリュール」もチェック。ここは目の前に「ファンタジースプリングス」を望む非日常的な空間で、子どもから大人まで楽しめるフランス料理を提供するレストランだ。東京ディズニーリゾートのディズニーホテルで初めての本格的なフランス料理を楽しむことができる。

ブレックファストは、メインとなるホットディッシュが一皿選べるオーダースタイル。その他の料理はブッフェスタイルで提供する。一方ディナーはコースで用意。「ラ・リベリュール」(2万3000円)と「ラ・フルール」(1万8000円)の2種類が選べる。

ディナーの「ラ・リベリュール」と、大人6500円/中人(7才~12才)3000円の「ブレックファスト」はキャラクターグリーティング対象メニュー。キャラクターグリーティング専用の部屋で、ミッキーマウスと写真撮影を楽しめる。ミッキーマウスの衣装はブレックファストとディナーで異なるという(価格はいずれも税込)。

簡単には手は出せない価格の「グランドシャトー」ではあるが、特別な体験ができること間違いなしなプランばかり。スペシャルなご褒美にはピッタリなホテルだ。それでは次は「ファンタジースプリングス」のモチーフに包まれた滞在ができる「ファンタジーシャトー」を見てみよう。

■ディズニー映画を感じる「ファンタジーシャトー」

続いて紹介する「ファンタジーシャトー」は、「ファンタジースプリングス」の動植物や魔法の泉をモチーフにした装飾やディズニープリンセスを描いた絵画など、「ファンタジースプリングス」の雰囲気を感じながらパーク内での滞在を楽しめるホテル。東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ、東京ディズニーランドホテル、ディズニーアンバサダーホテルと同じデラックスタイプのホテルだ。

今回は「スーペリア・アルコーヴルーム」を体験! 本客室は、「ファンタジーシャトー」で、最も多いタイプの客室で、レギュラーベッド2台のほかに、引き出し式のトランドルベッド1台と、壁のくぼみを使用したアルコーヴベッド1台を有する。客室の壁紙やベッドなどいたるところに、ラプンツェルやバンビなどのディズニー映画のキャラクターや草花をモチーフにした装飾が施されているのがかわいい。

レストランは「オールデイ・ダイニング ファンタジースプリングス・レストラン」と「ロビーラウンジ グランパラディ・ラウンジ」を用意。

「オールデイ・ダイニング ファンタジースプリングス・レストラン」はブレックファスト、ランチ、ディナーいずれもブッフェスタイルで提供するレストラン。店内は『塔の上のラプンツェル』や『白雪姫』『眠れる森の美女』をモチーフに、青い鳥やさまざまな森の動物が描かれた絵画が飾られている。

今回ディナーメニューを試食してみたが、どれも絶品! かわいい見た目ながらも多くの人から愛される食材が使用されているので、子どもから大人まで誰もが楽しめる味付けとバリエーションになっている。当面の間は、本ホテル宿泊者が利用可能。ランチとディナーは東京ディズニーリゾート・バケーションパッケージで「ファンタジースプリングス・レストラン」を選択したゲストも利用できる。

一方「グランパラディ・ラウンジ」は、ファンタジーシャトーとグランドシャトーの間に位置するロビーラウンジ。「ファンタジースプリングス」に面した大きな窓があり、開放感のある空間で、スイーツなどを食べながら優雅なひとときが楽しめる。

■ステイの思い出を家でも

また東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテルの宿泊者のみが買うことができるグッズも登場! 限定デザインのトートバッグ、ポーチ&コインケースセットの「ディズニーホテル・エクスクルーシブ」はやわらかいピンクの色合いがかわいいデザイン。

「グランドシャトー」宿泊ゲストのみが購入できる「スペシャルアートフレーム」と「スペシャルキーホルダー」も展開される。

憧れが詰まった夢のような空間「グランドシャトー」と、「ファンタジースプリングス」を全身で感じられる「ファンタジーシャトー」から成る、東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル。本ホテルには、魔法の泉に魅了された“ダッチェス”と呼ばれる女性が、より多くの友人たちとこの物語の世界をわかちあうために、大きな屋敷を建てたというストーリーがあるのだが、ここに来ればダッチェスのように魔法の泉に魅了されることは間違いない。草花や生き物のエネルギーを感じるポジティブな空気をまとえば、訪れた人々それぞれの物語が色づいていくことだろう。

© ブロードメディア株式会社