「輪島朝市」再建へ向け初めての検討会「ちょっと明るい気持ちになれた…」

輪島の朝市通りの復興へ。

若手のメンバーたちが朝市の特徴を生かした再生に向けて議論する初めての検討会がきょう開かれました。

「その場だけの復興ではなくて、5年10年20年と地域を支えるような町づくりにたずさわることができたらと思いこの会に参加しました」

「地震の前よりもよりよい朝市だったり商店街を目指して、若い人たちのフォローをしながらがんばっていきたいと思います。よろしくお願いします」

きょう、「輪島朝市」再建に向け議論を始めたのは輪島市朝市組合と本町商店街振興組合の若手メンバーたちです。

「輪島朝市」は露店で販売する人たちと店舗を構える商店街が一帯となってつくり上げてきましたが、朝市通り周辺はおよそ300棟が焼失し3か月以上たっても復旧のめどはたっていません。

この朝市をどんな形で復興していきたいか、およそ3か月に渡って考えていくことになりきょうが初めての検討会。

参加者からはさまざまな意見が飛び交いました。

「ここに1個、学校あってもおもしろい。もっと初歩的なこといえば公園とかもっと緑があってほしいって前から思っていた」

「道の駅化すればいいと思う」

「町全体が道の駅」

きょうは地方創生の専門家も参加し、東日本大震災から復興した商店街の事例も学び検討会はおよそ5時間に及びました。

参加者は:

「1人で考えていると、暗い考え方ばかりになってしまうんで、きょうみんなと話して話題もでたし復興したいという要望もきけてちょっと明るい気持ちになれたのですごくいい会だったと思います」

この検討会は9回に渡って行われ、7月下旬には構想案をまとめる予定です。

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