ロッテ・佐々木朗希 今季初の160キロ記録も四回に2失点 不運も… 一塁・上田の送球が走者のヘルメットに当たり外野へ

 3回、今季初の160キロのストレートを記録した佐々木(撮影・開出牧)

 「ロッテ-ソフトバンク」(23日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテの佐々木朗希投手が先発し、三回に今季初の160キロをたたき出した。

 初回は、先頭から2者連続空振り三振の上々のスタート。2イニング連続で三者凡退に斬った。

 球速が大台に乗ったのは三回。1死から甲斐の初球に160キロの直球を外角高めに投げ込み、空振りを奪った。4球目のスライダーでこの日3つめの空振り三振。小さくうなずいた。

 2死から牧原大には4球連続ボールで四球としたが、川村は初球で中飛に打ち取り無失点とした。

 三回までの直球の平均球速は約157.9キロ。直球で空振りを奪いまくり、前回登板のよりも明らかに出力が上がっている。

 しかし、四回に今宮、柳田に連続ヒットを浴びると、近藤に適時打を打たれて失点した。さらに中村晃の一塁へのゴロを捕球した上田が、二塁へ送球したボールがランナーの近藤のヘルメットに当たり、外野へ転々。不運な形でさらに1点を失った。

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