誰もが見覚えのある身近なグッズをつかって、新しい世界を作り出します。
山口県防府市地域交流センター・アスピラートで、ミニチュア写真家で見立て作家の田中達也さんの個展が始まりました。
「MINIATURELIFE展2ー田中達也見立ての世界」。
2011年から毎日欠かさず、作品の写真をSNSに投稿していて、現在インスタグラムのフォロワーは375万人を超えています。今回の展覧会の見どころを田中さんに聞くと・・・
田中達也さん
「米の作品も、2500分の1スケールの飛行機を置くことで、コメが雲に見えてきますし、となりの作品は砂浜になっているんです、そっちだと人形が2センチ位の作品だったりするので、同じコメでも表現の仕方が変わるというのがすごくわかりやすいかなと」
「タイトルも気に入っていて、英語圏の人にも通じるように。旅行に行くときのHaveanicetripとかけて『ハブ・ア・ライス・トリップ』と英語のだじゃれをかけて。気に入っているポイントです」
そう、田中さんの作品はクスッとくるタイトルも見所。
タイトル当てをするというファンもいるくらいなんです。
木村那津美tysアナウンサー
「こちらの作品。綿棒が街灯に見立てられ、その下で黒い車が警察に捕まっていますね。この作品、タイトルはいったい何でしょうか?」
みなさんも挑戦してみてください。
正解は、「綿棒なことになったぞ」
木村アナ「続いての作品はこちら、仏様の後ろ、分度器で後光が差しているようにしています。この作品のタイトルは何でしょうか?」
ヒントは、慣用句、仏の顔も3度まで。
正解は「仏の顔も180度まで」。
3回まで許してくれるのと、180度、どちらが許容範囲が広いのか、気になります。
この作品展は来月12日まで防府市のアスピラートで開かれています。