「渋滞予報士」に聞く! 北海道のゴールデンウィーク高速道路の渋滞予測 ピークは5月3~5日 3日の札樽道、5日の道東道で最大5キロ

間もなく始まるゴールデンウイーク。ネクスコ東日本は「渋滞予報士」による高速道路の渋滞予測を発表しました。

北海道内の高速道路を管轄するネクスコ東日本の道路管制センターです。今年のゴールデンウイークの渋滞予測を聞いてみると…。

ネクスコ東日本北海道支社 三代目渋滞予報士 曽根健司さん
「今回の渋滞のピークは5月3日から5日を予測しています。行き道は主に午前中、帰り道は主に夕方が多い」

北海道内の高速道路は、主にゴールデンウイーク後半の5月3日から5日にかけて、一部の区間で渋滞が発生すると見込まれています。

大きな渋滞が予測されている区間は、主に3か所です。

5月3日は午前11時から午後6時にかけて、道央道の大沼公園インター出口を先頭に最大3キロの渋滞。北海道南部エリアの花見スポットや観光地などに向かう人が見込まれるためです。

また、札樽道では札幌から道内各地に向かう車が集中する3日の午前中に札幌JCT方面の車線が伏古インター付近を先頭に最大5キロの渋滞。

一方、札幌に向かう車線は5日の午後4時から午後8時にかけて道東道の穂別トンネルを先頭に最大5キロの渋滞が予測されています。この区間は北海道東部から札幌方面に帰る車で混雑するとともに、ある特有の事情が関係しているといいます。

「トンネル付近は緩やかな上り坂で速度低下が起こって渋滞が発生する」

コロナ禍の影響が減り、去年よりも混雑が見込まれている今年のゴールデンウイーク。

ネクスコ東日本は渋滞予測をウェブサイトで公開していて、渋滞を上手に回避して快適なドライブを楽しんでほしいと呼びかけています。

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