『CSI:ベガス』打ち切りを受け、キャストがコメントを発表「全てファンのためでした」

米CBSの人気犯罪捜査ドラマ『CSI:科学捜査班』フランチャイズで最新となる『CSI:ベガス』がシーズン3をもって打ち切られたことを受け、キャストがコメントを発表した。

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全ての人に心から感謝

『CSI:ベガス』は、ネバダ州ラスベガスを舞台に、最新科学を駆使して凶悪犯罪に挑む、ラスベガス警察科学捜査班の活躍を描くシリーズ。

オリジナル版となる『CSI:科学捜査班』で12シーズンにわたってレギュラーとして出演し、『CSI:ベガス』のシーズン2よりカムバックしたキャサリン・ウィロウズ役のマージ・ヘルゲンバーガーが、自身のInstagramにキャストと一緒に写った画像を投稿。

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「犯罪解決のパートナーがいなくなると寂しくなります。 『CSI:ベガス』は、残念ながらキャンセルになってしまいました。このシリーズの製作に携わった全ての人々が、毎日、それぞれ自分のベストを尽くしました。こんなに愉快で才能ある会社のストーリーテラーと一緒に仕事をして楽しめたことを、本当に嬉しく光栄に思っています。この経験を思い出深いものにしてくれた全ての人に心から感謝を伝えたいです。そしてファンの皆様へ。 全てはあなたたちのためでした」と感謝のコメントを綴っている。

その他には、ボー・フィナードを演じたレックス・メドリンもInstagramを更新し、共演者との記念写真をアップ。

「『CSI:ベガス』はCBSでシーズン4へ更新されなかった。キャストとスタッフが恋しくなる。誰よりもボーが恋しくなるだろう。彼を演じるのはすごく楽しかったからね。みんなのサポートに感謝しているよ。次の冒険へ」とコメントしている。

そして打ち切り発表からしばらく経ったタイミングで、マキシン・“マックス”・ロビーを演じたポーラ・ニューサムも米TV Lineの取材に応える形でコメント。「打ち切りについて教えてくれたのはショーランナー(ジェイソン・トレイシー)だった。聞いた時は驚いたわ。視聴率はすごく良かったから。『CSI:ベガス』はほかの放送局でシーズン更新された多くの番組よりも数字がかなり高かったから、意外に思ったの。でも、ビジネスの世界が厳しいことは知っているわ。これまでなら、これだけの数字を出していれば、もう数シーズンは間違いなく続いたでしょうね。でも、良い番組だった。私たちがやったことを誇りに思うわ」

また、ポーラは『CSI:ベガス』や『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』に出演することは、電話をもらう寸前まで思いがけなかったことだったと振り返り、「役がない時期も楽しむことが重要なの。だって何かはいつだってやってくるんだから」と前向きに捉えている。

シーズン1では、『CSI:科学捜査班』のオリジナルキャストだったギル・グリッソム役のウィリアム・ピーターセンとサラ・サイドル役のジョージャ・フォックスがカムバックして大きな話題となり、ジム・プラス役のポール・ギルフォイルもゲストで登場。シーズン2ではウィリアムとジョージャは続投せず、代わりにオリジナルメンバーのマージが参加し、グレッグ・サンダース役のエリック・ズマンダもゲスト出演していた。

『CSI:ベガス』シリーズフィナーレとなるシーズン3最終話は、米CBSにて5月19日(日)に放送される。『CSI:科学捜査班』全15シーズン、『CSI:マイアミ』全10シーズン、『CSI:ニューヨーク』全9シーズン、『CSI:サイバー』全2シーズン、『CSI:ベガス』シーズン1~2はHuluにて配信中。(海外ドラマNAVI)

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