「特A」奪還に向け苗の生育は順調 青森県産米「青天の霹靂」生産現場を宮下知事が視察 「米づくり新時代」へ

宮下知事が青森県産ブランド米「青天の霹靂」の生産現場を視察しました。特A獲得に向け苗の生育は順調なようです。

宮下知事が視察に訪れたのは、青森県平川市西野曽江にある工藤憲児さんの育苗ハウスです。

苗の生育にはきめ細やかな管理が必要で、県は23日のような直射日光の強い日は、急激にハウス内の温度が上昇するため早めに換気を行うよう指導しています。

こちらのハウスでは、15日に種をまいた青天の霹靂の苗が順調に育っています。工藤さんは、苗の成長にムラができないよう注意していると、宮下知事に説明していました。

【工藤憲児さん】
「去年『青天の霹靂』は残念ながら特Aを取れなかったんですけれども、今年は育苗の方も順調ですので、天気に合わせた作業、あと品質向上に力を入れて、特A奪還を目指していきたいと思います」

【宮下知事】
「農家を守る、米産業を守るということが私たちの使命ですので、農家の皆さんに寄り添った政策、農家の皆さんの所得が少しでも向上できるような対策・政策を、しっかりと実行していきたいと考えています」

2023年は、惜しくも米の食味ランキングで特A評価を逃した青天の霹靂。県によりますと、2024年は前年より37ヘクタール多い2286ヘクタールで作付けを予定しているということです。

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