全国で高知が最後の進出 大手ホテル「東横INN」オープンに向けて地鎮祭 2026年2月ごろオープン予定

全国展開している大手ホテルが、高知に初めて進出します。地元経済の活性化や雇用の促進も目指すホテルで、全国では高知が最後の進出となります。

地鎮祭を行ったのは、「全国ネットワークの基地ホテル」をコンセプトに、46都道府県でホテルを展開している「東横INN」です。2010年に三重県にオープンして以来、進出していないのは高知のみとなっていましたが、新型コロナの5類移行に伴ってホテルの需要が高まったことで、高知進出の動きが加速。高知市でのオープンが決まりました。

高知初となるホテル「東横INN」は、地上14階建ての全209室。地域経済に貢献するため、館内にはレストランや売店を設置しません。また、従業員は、9割以上にあたる50人ほどを、地域で雇用する方針で、雇用の促進にも期待がかかります。

(東横イン 志村哲 取締役)
「高知にないことを常々何とかしないとと思っていて、ようやくきょうを迎えられたことを、大変うれしく思っている。地元を楽しむための中継点として、東横INNに泊まっていただくという立場・考え方でやっているので、人の動きが我々のホテルで少しでも加速するようになればうれしい」

県内初の東横INNは、再来年=2026年の2月ごろに完成・オープンする予定です。

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