新幹線函館駅乗り入れ「技術など課題残る」JR綿貫社長の発言に大泉函館市長「全否定されたわけではない」

函館市の大泉市長は23日の定例記者会見で新幹線の函館駅乗り入れについてJRの綿貫社長が「乗り入れできないと思う」と発言したことに対し「全否定されたわけではない」と話しました。

函館駅への新幹線乗り入れを巡っては函館市が先月「技術的には乗り入れ可能」との調査結果を公表しました。一方、JR北海道の綿貫社長は17日の記者会見で運営主体や技術の面で課題が残るとして難色を示していました。

綿貫社長)

「技術的な裏付けを技術陣で検討してからでないと本当の意味での乗り入れ可能とはならないのではないかと思っている」。

これに対し函館市の大泉市長は「函館市からJRに具体的な要請をしていない段階」として、まずは市議会と協議する考えを示しました。

函館市・大泉潤市長)

「これからなんですよ話し合いは、それが始まるかもまずは議会(で協議してから)」、「全否定とか、否定的な印象を僕は持っているわけではないです」。

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