柏崎市消防 潜水訓練死亡事故受け責任者ら処分【新潟】

柏崎市消防署

2023年、柏崎市消防署の男性隊員が潜水訓練中に死亡した事故を受けて、市は責任者らを懲戒処分しました。

事故の調査にあたっていた第三者委員会は、22日報告書を提出。原因について、潜水機材のメーカーによる定期点検や訓練中の監視をおこたっていたことから、安全よりも効率性を優先する訓練の体制があったと指摘しました。

柏崎市は報告を踏まえて、消防本部の責任者らを懲戒処分したことを発表。消防本部・部長級の50代男性職員を3カ月間減給10分の1、柏崎市消防署・課長級の50代男性職員を戒告としました。

柏崎市の桜井市長は、再発防止に向けて「安全管理体制等を見直し、組織的な管理体制の強化に努める」とコメントしていて合わせて遺族に「誠心誠意対応する」と述べています。

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