総合格闘技(MMA)戦士が、リングガールに対し信じられない行為を働き、永久追放となった。
英国メディア「サン」によると、イランのMMAファイター、アリ・ヘイバティは、ロシアの「ハード・ファイティング・チャンピオンシップ」(モスクワ)に参戦。アルカディ・オシピアン(ロシア)と対戦した。
試合前、ケージの中にマリアさんというラウンドガールが入場。「1」のボードを高々と掲げたあと、腰やボードをクネクネと動かしながら観客にアピールした。マリアさんがケージから出ようとヘイバディに背を向けると、なんとヘイバディはマリアさんのお尻に蹴り。重い蹴りではなかったが、当たったマリアさんは振り返ってヘイバティをにらみつけ立ち向かおうとすると、主審が間に入り制し、ヘイバディはレフェリーから注意を受けた。
試合は対戦相手のオシピアンにKO負けした。その後も興奮収まらないへイバディは、オシピアンや解説者を襲撃した。
試合後、ヘイバティはSNSで謝罪した。「私はマリアに対して正しく行動しませんでした」「私は緊張していて、試合中は感情が高揚するので、試合前にマリアに対してひどい態度をとってしまいました。彼女に公の場で謝罪したい。私は既婚男性なので、女性を尊重する」などとつづった。
しかし、時すでに遅し。同団体はヘイバディに永久追放処分を下した。
愚行が人生を大きく狂わせてしまったようだ。