メキシコ・グアナファト州の警察幹部が広島県警を視察 現地在住の日本人増加を受け 交番や駐在所など日本ならではの制度に関心

近年、メキシコ・グアナファト州に住む日本人が増えていることを受け、現地の警察が広島県警を訪れました。

県警を訪れたのは、メキシコ・グアナファト州の警察幹部の3人です。

グアナファト州では、2014年にマツダの工場が稼働するなど、2011年からの10年間で日本企業の数は20倍になったといいます。それに伴い、現地に住む日本人も12倍以上に増え、広島県とも友好提携を結んでいます。

一方、年間の犯罪件数は、広島県のおよそ10倍です。今回の訪問で、現地の日本人にもなじみのある交番や駐在所制度を視察し、治安の向上に努めていきたい考えです。

幹部3人は、26日までの4日間、広島に滞在して交番などのほかに、広島南署や警察学校などで業務や施設を視察する予定です。

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