福島原発汚染水の5回目放出「極めて無責任」 中国大使館が談話発表

 在日中国大使館報道官は19日、福島原発汚染水の5回目放出について、記者の質問に答える形で談話を発表した。一問一答次の通り。

 問:東京電力は19日、福島原発汚染水の5回目の海洋放出を開始したが、これについてコメントは。

 答:原発汚染水の海洋放出は国際的な公共の利益に関わるものだ。日本は福島原発の汚染水を続けざまに海洋投棄し、周辺諸国や世界全体の海洋生態系と公衆衛生に対する潜在的な安全リスクを押し上げ続けており、極めて無責任である。日本側の一方的な海洋放出に反対する中国の立場は明確で一貫している。日本側は、日本国内と国際社会の深刻な懸念を直視し、利害関係者が実質的に参加する、独立した実効性のある長期的な国際監視体制の構築に全面的に協力し、核汚染水の海洋放出問題を適切にきちんと処理しなければならない。〔東京4月22日発中国通信〕

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