23日、ゴールデンウイークを前に山口県下関市の遊園地で、停止した観覧車から乗客を救出するなどの大規模な消防訓練がありました。
「はい!からっと横丁」で行われた訓練には、消防や園のスタッフなどおよそ30人が参加しました。
ゴールデンウィークを前に安全に施設を利用してもらおうと行われたものです。
ゲームコーナーでの火災を想定した訓練では、煙が充満するなか、スタッフが残った人がいないか声をかけながら探していました。
高さ60メートルの観覧車は火災で動かなくなった想定で、ゴンドラに取り残された乗客を救出します。
消防隊員がはしご車を使って、高さ25メートルのゴンドラに残された乗客を助け出しました。
今月27日から来月6日までのゴールデンウィーク期間中、観覧車の利用客は1日1000人が見込まれ年間を通して最も来園者が多いということです。
はい!からっと横丁 渡邊剛 所長
「これからもよりいっそう安全には気をつけて運営していきますので、ゴールデンウィークに関しましても、みなさん安心して遊びに来てもらえばと思います」
消防では火災の状況や逃げ遅れた人がいないか、まずスタッフが把握することが重要だとしています。